勉強をしていても、何かが気になって受験勉強に身が入らない時があると思うのですが、そういう時には、さっさとその気持ちを片付けたほうが、結果的には、勉強の効率が良くなります。

他のことが気になって集中できないなら即それを解消しておく

他のことが気になって集中できないなら即それを解消しておくのが良いです。

気になる事というのは、例えば、『マンガ』です。

マンガ読もうかどうか迷って勉強に集中できないなら、マンガ読んじゃった方が良いです。

無理に自分の気持ちを抑えていると、結局の所どこかで反動がきますし、他の事を考えながら勉強していても集中できないからです。

そして、散々悩んだ結果、結局マンガ読む事になる事がものすごく多いです。

さっさとマンガを読んでしまえば、気になる事がないので、「勉強している気になっているけど実際には集中していない勉強時間」をなくす事ができます。

そうすると、勉強した時には「集中していて効果が高い学習」になる事が多くなりますので、テストや予備校の模試でも点数が上がる可能性が高くなり、勉強のやる気にもつながってきます。

受験勉強を頑張って、その対価として何かしら得るもの(点数、偏差値、満足感など)が出てくると、「更に勉強に時間使っても良いかな?」という気持ちが出てきます。

その状態になったら、マンガへの興味がだんだんと薄れてきて、「自分の勉強の成績への興味」の方が大きくなります。家で勉強する時にも他の事に気が散る事が少なくなってくるのです。

これはマンガだけでなく、その他の気になる事すべてに言えます。テレビとか、ネトゲとかスマホとか。大学受験の悩みもそうですし、生活の悩みなんかも、「その他の気になる事」です。

悩んでいても結局やる事になるので、さっさとやって気にならないようにして、それから勉強を始めるほうが、総合して考えるとプラスな事が多いです。
(気になるものがないので、勉強に集中できたり勉強を始めやすくなったりして、勉強に身が入らないという時間が減ってきます。)

もちろん息抜きなので限度はありますが、他のことが気になって集中できないなら解消できる物は即取り組んだ方が良いです。

その後の集中力も違って来ますし、解消していない状態での勉強では効率が良くないので。

集中できない日もある(実はマンガが読みたいわけではない)

集中できない日もあります。

ただ、マンガが気になる時には、実際にはマンガが読みたいわけではなく、「マンガを我慢している自分を解消したいだけ」な場合も多いです。

ないものねだりです。

ですので、漫画を手にとってパラパラめくるだけでも、その気持ちを解消できる事があります。

内容を読む必要はなく、「マンガを読もうと思えば読める自分」にしてあげるだけです。

ただマンガをパラパラしただけでも、これだけで満足でき「マンガが読みたい!」という衝動がなくなる事があります。

マンガを読みたいわけではなく、マンガを抑えられている自分を解消したいだけだからです。

それでも気になる場合には、マンガの内容を読みたいという事なので、やっぱりさっさと読むしかありません。

ホントに集中できない日なんだなって感じでその日はその解消に全力を注ぐのが良いかと思います。

こういった事はマンガだけでなく、テレビやネトゲなど「気になる事」全てに当てはまります。

抑えられている自分を解消したいだけなので、内容は見なくてもテレビをつけるだけで満足でき、勉強していても気にならなくなる事もあります。

テレビは継続する様に作られているのですぐに消すというのは難しい事ですが。

また、気になる事すべてが解決できるとは限りませんが、書き出すだけでも、気が楽になって気にならなくなる事もあります。

なので、集中できない日だなと思ったら、気になってる事を突き止めてそれをやろうと思えばやれる自分にしてあげて下さい。

漫画が気になってるのだとしたら漫画を手にとってパラパラめくるとかで。(実際には読まない、で気分が晴れるか一旦試す)

テストで点数が上がる体験は能動的な娯楽

受験勉強を頑張ってその対価として何かしら得るものが出て来ると、なぜ自分の成績への興味の方がマンガへの興味より強くなるかというと、マンガは受動的な娯楽の側面が強いですが、テストで点数が上がる体験は、能動的な娯楽だからです。

「与えてもらう楽しみ」という側面が強いか、「自分で作っている楽しみ」という側面が強いか、という違いです。

勉強を頑張って点数が上がったならば、まだ頑張れるようになります。

辛くて逃げちゃう時もあるけど、「ホントは」成績良くなりたい!って思っているから、少しでも成績が上がってきたら、「成績が上がる可能性のある行動」への興味の方が強くなってきます。

特に大学受験の期間では、成績上げたいという気持ちの方がマンガ読みたいという気持ちよりも強いから、マンガへの興味が薄れてきます。成績が上がっているのが感じられると。

テスト、模試等々で成績上がってきたら、マンガに逃げる理由がないのです。成績上がっているのですから。

なので、成績が少しでも上がってくれば、自然とマンガ等の時間が減ってきて、受験勉強への時間が多くなってきます。

また、成績「だけ」を目的にするのは勉強の継続からするとあまり良くありません。目的を複数持つ方が勉強を続けやすくなります。
(→受験勉強やめたいと思うのは目的が合格「だけ」だから?継続のコツ。

そして目的の前の段階の、「目標」(目的ではなく)は、自分に依存しているものにする方が物事の継続に役立ちます。
(→目標と目的の違いとはなんなのか?

もちろん、マンガ読むことを推奨しているわけではありません。

「継続的に」マンガを読んでしまうと、大学受験の一年で考えると占める時間の総量が多くなるので控えた方が無難です。

また、受験勉強に身が入らない時は誰かに相談するのも良いと思います。

話してる内に何であまり真剣に取り組めないのかが自分でも分かったりするので。

原因だったり原因っぽい物が分かったらあとはそれについて対策すればある程度は受験勉強への取り組み方を変えられるかと思います。

両親だったり、塾、予備校行ってるならチューターだったり、進研ゼミ使ってるならアプリで大学に合格した過去の受講者に相談したり。進研ゼミのサービス内容の1つとしてそういう事ができる様になってます。
(→進研ゼミ高校講座ってスマホやタブレットで受講できるの?

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