偏差値を上げるには、一冊の問題集をしつこく、ねちねち繰り返すのが効果的です。目に見えて学力の向上が感じられる事も多いかと思います。

私はこれを中学三年の高校受験の時に初めて経験しました。

一冊の問題集をしつこく、ねちねちやった事で物凄く成績が上がったのです。

一冊の問題集をしつこくやると偏差値が上がるのは、簡単に言うと、『ちゃんと身になる勉強にできる』から、です。きちんと身になるから成績や偏差値を上げる事ができます。

偏差値を上げるには一冊の問題集を完璧にする

偏差値を上げるには一冊の問題集を完璧にするのが役立ちます。

どうして一冊の問題集をやると偏差値や成績が上がるかというと、きちんと問題集の内容を覚える事ができるからです。

問題集や参考書を何冊も使って勉強していると、めちゃくちゃ勉強している気になりますし、実際に時間をとって勉強している事と思いますが、今までやった問題を解くために必要な知識を覚えられているかというと、そうではない事が多くなってしまいます。

たくさんの問題集を頑張ってやり切ったとしても、一回、二回では結局どれも覚えられていないという事が多くなってしまうのです。

結局どれも覚えられていないのでは、“試験中に問題を解く”という観点でいくと、勉強していないのと同じ事になってしまいます。

覚えていなければ、取れる点数はめちゃくちゃ低くなってしまうからです。

何回も繰り返してやっと記憶できるので、何回も繰り返せなくてはなりません。

なので、一冊の問題集を完璧にする方がきちんと覚えやすいのです。やったらやった分だけ。

=偏差値を上げる勉強になる

偏差値を上げたいって最初に思うのは中学生で高校受験がある時期って事が多いと思いますが、上述した様に私も一冊の問題集をしつこくやって成績が上がった経験をしたのは中学三年の高校受験の時です。

なので、一冊を完璧レベルにするのはおすすめです。

“問題集の解説が横にあるかのように”試験を受ける状態になるから偏差値が上がる

試験で合格点をとるために目指すのは、端的に言うと、問題集に書かれている事の大半を頭に入れる事で、“問題集の解説ページを片手に試験を受けているかの様な状態”に持っていく事です。

その状態になるためにやるのが日々の勉強で、その状態が試験本番までに目指す所です。

なので、問題集に書かれている事を覚えられなくてはなりません。

それがやりやすいのは、「一冊の問題集」なのです。

一冊なのでめちゃくちゃ繰り返しやすく、繰り返していく内に、復習の時間も短くなり、スピードが上がって更に繰り返しやすくなるからです。

たくさんの問題集を“きちんと”覚えるまで繰り返すのはかなり大変です。

で、一冊を完璧にすると、“問題集の解説ページが横にあるかのように”試験を受ける状態になるので、ちゃんと点が取れて、偏差値が上がる事になります。

問題集に書かれている事の大半が頭に入っている状態は偏差値上がらない状態なのか?

考えても見て下さい。

問題集に書かれている事の大半が頭に入っている状態で偏差値が上がらない、とか、成績が上がらないって結果になると思いますか?

模試や試験本番で点数を取るのに全く知識が足りないですか?

一冊の問題集を完璧レベルにまで繰り返すのは「大半が頭に入っている状態」に持っていきやすいので、日々の勉強の成果がきちんと結果(偏差値や学力向上)として表れ、やる気も上がり更に勉強しやすくもなります。

一冊の問題集で網羅できるぐらいの試験範囲

たくさんの数の問題集をやるというのは、めちゃくちゃ厚い本を丸暗記する様な物です。

大学受験、高校受験はもっと少ない範囲の試験です。

一般的な厚さの一冊の問題集で網羅できるぐらいの試験範囲なのです。

足りないとしても、何冊も買う必要はなく、足りないと思う問題だけを+αでまた覚え始めるだけで試験範囲を網羅できます。

+α(限られた問題数)なので、めちゃくちゃ薄い問題集をやる様な物です。

全然大変ではありません。

また、偏差値が上がらないという時期に心配しなきゃいけないのは、問題数が足りなくなるんじゃないか?という事ではなく、頭に入っている問題数が全然足りないからじゃないか?という事です。

偏差値を上げる方法のまとめ

問題集の選び方はもちろんありますが、高校受験、大学受験とかのために作られた問題集ならば、基本的にはどれでも問題ありません。

何冊買っても、基本的には同じ事が書かれています。

言い回しや説明の仕方は違っても。

という事で、偏差値を上げる方法についてでした。

偏差値を上げるために勉強するというわけではないですが、実際問題、模試で偏差値が上がるとモチベーションを維持しやすくなりますので、合格のための受験勉強をし続けやすくなります。

偏差値を上げたい時には、載っている問題の大半が解ける状態に持っていきやすくなる『一冊の問題集をしつこく、ねちねち繰り返す』事が効果的です。

問題集や参考書の進め方で迷っているって場合には、一例ですが、「参考書の進め方を知るのが受験勉強を継続しやすくするコツ」をご覧ください。

また、偏差値を上げるには苦手科目の学習を重点的にやるのも役立ちます。

伸び代があって難易度が相対的に易しいので結果には出やすいかと思います。

苦手科目の勉強をするのが大変に感じる場合には、スタディサプリを使って、動画で学習すると比較的楽かと思います。

動画なのと予備校講師の授業なので、受動的でも勉強がある程度は進むし、理解自体もしやすいって状態で勉強できるので。
(→スタディサプリ高校講座が大学受験に向いている理由

次ページ→塾・予備校選びのポイントは「自分の受験勉強のどの部分を手助けしてもらいたいか?」という事

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