勉強のコツ、やり方を知っているものから抜き出す!

”勉強のやり方が分からない・・・。”と感じたり、”何したらいいんだろう・・・?”、”どうすれば、うまくいくの・・・?”、という疑問が出てくる事があると思います。

未知のことを始めたり、慣れていない事、苦手なことなどをするときには、「打ち手」自体が見つけづらい事があります。

そのような場合には、既にやり方をマスターしているもの、上手くいくやり方を知っているもの、それらを、上手くいかない事や上手くいかせたいと思う物に当てはめれる様にしておく(実際に当てはめれる)というのは大事です。

なぜならば、具体的な事柄の話ではなく、あてはめるのは「方法」だからです。

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ちょっと意味わかんない。

やり方を抽象化します。

今まで生活してきた中で、自分なりに「これは、こうする。」「こうきたらこうする。」と、具体的に分かっている様な流れを抽象化し、汎用性(はんようせい)を持たせるのです。

抜き出してくるうまくいくやり方、具体的な物はどんなものでも良いです。

ゲームでも良いですし、スポーツでも良いです。

それらのうまくいった流れを抽象化して、苦手な物や、これからやるものなどに当てはめるのです。

具体例出してよ!

例えば、ゲームのクリアの仕方を知っているならば、ゲームがクリアできるまでのやり方を抽象化するのです。

うまくできているものですから、その本質を知るのは難しくはないです。流れを知るのは難しくないのです。

モンスターハンター(ゲーム名)を例にとるならば、初見でクリアできないクエストも、どうしたらクリアできるのかを考え、実行し、再度考え、実行してきたはずです。

そして、好きでやっているものならこれらの事は自然とやってきたはずです。

人それぞれ、そのスピードは違ったとしても。

どうやって進めていった?「解決」していった?

思い出してください。

武器が弱いから、素材を集めて、強い武器にしてから、クエストに挑むのか。

戦い方が良くないから、敵の動きのパターンを頭に入れるのか。

自分で思いつかない方法を動画を見て参考にするのか。

クエストをクリアするのに必要な事、必要だと思う事を、特に苦しいとは思わずやってきたはずです。

なぜなら、必要だからゲームをしているわけではなく、好きだから、楽しいから、やっている事だからです。(中には異なる方もいるかも知れませんが、そういう方は、ゲーム以外の好きな事を考えて下さい。)

好きで楽しいものならば、試行錯誤は苦ではないのです。

時にはそれが楽しいのです。

ですが、これが辛いと感じる事や苦しいけどやる必要がある、などのような物の場合、試行錯誤が楽しいとは限りません。

「楽しくなるようにする。面白くなるようにする。」も一つの答えだと思います。答えは一つではないし、一つの答えしかやってはいけないものでもないです。

ですが、受験勉強の場合には、それができないから困っているという事もあります。

その「やり方」を、例えば「苦手科目」にあてはめたりする!

ですから、試行錯誤の方法や物事がうまくいく流れを、今までの経験から抜き出し、それをやらなくてはならない物や面倒な物に当てはめるのです。

既に経験してる事からあてはめていくと、新しい事や苦手な事に関する「打ち手」がどんどん出てきます。

なぜならば、「あのゲームではこうしたらうまくいった」があるからです。(ゲームはただの例です。)

そして、もう既にうまくいく流れであるということは体感しているので、継続の難易度も下がるのです。

更に、「楽しい」「好き」な経験を「苦手」に関連付けてもいます。

どんぴしゃな方法が見つかるかは分かりませんが、苦手な物に少しでも反映させることはできるはずです。

なぜなら、抜き出した物は本質的な事であり、抽象化できる事だからです。

そして、抽象的な物は見方を変えれば、殆どの物に当てはめれるのです。

汎用性があるのです。

本質なのですから。

イヤなものから、「方法」を見つけ出すのは難易度が高いから?

難しいのです。

苦手な物だと、「どのように調べ、どのように考え、どのように解決するか」、それらを考えながら、それらを実行していくのが大変なのです。

苦手なのですから。

なので、うまくいく「方法」の大元の部分は過去にうまくいった事の流れを適用し、具体的な事柄、瑣末な事、枝葉の部分を考える「だけ」に自力でするという事です。

具体的A→抽象化→具体的B

という感じです。

苦手なものの本質を、あなた自身で0から見出していくのはものすごく時間がかかります。

そして、苦手なものに時間をかけるのはそれだけ困難なのです。

ですから、本質は過去の成功体験から抜き出し、それに当てはめるだけにするという事が有効です。

0から1は時間がかかることもありますが、1から2は距離は同じでも難易度がぐっと下がるのです。

また、「過去の成功体験に関連づける」とも言えます。

そして、「細分化している」とも言えます。

言い方は何でも良いのです。

”うまくいく勉強のやり方が分からない”と感じている場合には、この様なやり方も解決策の一つです。

「素材を集める」というのは何に当てはまる事なのか?
「強い武器を作る」というのは何に当てはまる事なのか?
「参考になる動画を見る」というのはどういう事なのか?

これらを抽象的な言葉にするのです。

そしてそれは、人それぞれ言葉は違っても同じような事を言う事になるのです。

また、他の人がどんな勉強をしていたか話を聞ける様にしておきたいって場合は、進研ゼミのサービスとかも役立つと思います。

大学に合格した先輩(進研ゼミの過去の受講者)にスマホで気軽に相談できる様になっているので。
(→進研ゼミ高校講座ってスマホやタブレットで受講できるの?

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