参考書や問題集が終わらない時や進まない場合にはどうすればよい?

受験勉強をしていても、参考書や問題集が終わらない時や進まない事があると思います。


参考書が進まない場合や終わらないという場合は、はじめてやる参考書でも、最初から細かい部分まで理解しようとしながらやってしまっている事が多いです。


参考書・問題集を進める時のポイントは、”細かい部分は無視して一周する”、”分からない部分はどんどん飛ばして一周する”という事です。
(→参考書の進め方を知るのが受験勉強を継続しやすくするコツ


細かい部分というのは、「太字」以外、「ポイント」以外、「例題」以外、「大きな流れ」以外などの、サマツな部分の事です。


意識して注意しておきたいこと


最初から細かい部分もやっていく場合の問題点は結構あります。

  • 「一周目にやっている事はほとんど覚えていないという事」

  • 「あとどれぐらい時間をかければ終わるのか分かりづらい事」

  • 「終わる気がしないと感じやすい事」

  • 「関連元ができるまでに時間がかかる」

  • 「一周するのに疲れるので復習する気がしなくなる事」

などなど。


スポンサーリンク


一周目にやっている事はほとんど覚えていない


細かい部分もやっていくのであれば、参考書を一周終わらせるまでに(とりあえずでも)当然かなりの時間がかかります。


そしてかなりの時間をかけても、終わった段階では、勉強してきた事のほとんどを覚えられていないのです。


一度しかやっていないし、細かい部分は覚えているかどうかを、「確認しながら」勉強できているかはかなり疑問だからです。
(→高校の成績を上げる方法は勉強時に記憶を常に確認し復習する事!


細かい部分は、読んでいるだけになってしまっている事が多いのです。一周目は。


無意識的に「大事じゃなさそう。」と思ってしまっているので。


こうなると、ただ文字を追っている”だけ”になってしまいがちです。


勉強時間を「文字を追うこと」に使っているという事になります。


文字を追うというのは、流し読みですから、頭の中に定着させるという作業ではないのです。


でも、一応勉強に時間を割いているわけですから、受験勉強”している気”になってしまうという。


これでは、かなりの時間を勉強に費やしたのに、「何も覚えていない・・・。」になってしまいます。


これが、細かい部分も最初からやる問題点の一つ目です。


あとどれぐらい時間をかければ終わるのか分かりづらい


最初から細かい部分もやっていくと、全体像が見えにくいです。


あとどれぐらいやれば参考書が終わるのかが分からなければ、だんだんとやる気もしなくなってしまいます。


なぜかというと、とりあえずの終了が、問題集や参考書をやっている最中に感じられないからです。


ゴールが決まっていないマラソンなのです。
(→勉強が長続きしない場合にはゴールを決めるのがポイント


「ゴールが決まっていないマラソン」を頑張るには、かなりの精神的強さが”毎日”必要になってきます。


参考書を終わらせるにはかなりの気持ちの強さが問われてしまいます。


今やっている参考書は色々な項目に分かれていると思います。


その中には、あなたが理解しやすい単元もありますし、進めていくのに時間がかかる単元もあります。


これらは、実際にやってみなければ分からない事です。


勉強しているのに「参考書が全然進まない・・・」と感じている時には、あなたが理解しにくい単元にぶつかってしまっていたり、”今の時点では”まだサクサクできないレベルの物をやっているという事なのです。


でも、「参考書が終わる気がしない・・・。」と思っている時のあなたにはその単元がその参考書の全てですから、「この後も一つの単元にこんなに時間かかるの・・・やれる気しない・・・」と感じてしまうのです。


その後の単元にはサクサク進むものもあるかも知れないのに。


これでは、勉強に集中しづらいですし、やる気も出てきづらいのです。


ですから、受験勉強のやる気を萎えさせないためにも、参考書の全範囲がどんなもんなのか?を早めに確認するのが大切なことになります。


そのために、細かい部分は飛ばしますし、分からない箇所は”どんどん”飛ばします。


ホントに”どんどん”飛ばします。


「一周目は捨てる」くらいで良いと思います。


スポンサーリンク


関連元ができるまでに時間がかかる


そして、細かい部分までやっていると、「関連元」ができあがるまでに時間がかかってしまいます。


覚えるためには「何かにくっつけて記憶する」のがかなり有効なので、くっつける所 = 関連元 を真っ先に作り始めるのが記憶するためには重要です。


そしてこの関連元は、単元毎の太字箇所やポイント、例題など、その単元の代表的な部分にすると合格点をとる上で効率が良くなります。


大事な箇所なのですから、テストや大学試験でよく出る所なわけです。


そこが、完全に覚えられているならば、最低限の点数はとれるようになるのです。


そして覚えるためには、何回も復習しなくてはならないので、記憶が薄くても良いので、早めに頭に入れた事があるかどうかが暗記する上で効いてきます。


早い段階で、軽くでも(完全に覚えていなくても)頭に入っていれば、2周目、3周目の勉強の時に「こんなのもあったなぁ」という場面が多くできます。


そうすれば、はじめて見る時よりも、とっつきやすいし、覚えやすいのです。その情報に対しての「親しみ度」が少なからず上がっているからです。


そして、2周目、3周目、4周目・・・とやっていき、太字部分などの代表的な所を覚えてきた段階で細かい部分も覚えていくようにします。


細かい部分を、既に覚えている(覚えかけている)代表的な部分に、ひっかけるような感じで覚えようと繰り返していくのです。


代表的な部分に、細かい事をくっつけて一緒に覚えていくのです。
(→覚え方のコツ!受験勉強では覚えやすさが重要?


そうすると、記憶するときにすでに取っ掛かりがあるので覚えやすくなります。


とっかかりがある状態での暗記の効率


全く何も知らない分野の細かい部分を覚えるのと、ある程度のメジャーな言葉は知っていて細かい部分を覚えるのでは、覚えやすさも理解のしやすさも全く違うのです。


パソコンのCPU、メモリ、グラボなど、メジャーな言葉の意味を知っている状態で、チップセットの意味やGPUの役割などの細かい部分を覚えるのでは、覚えやすさ、理解しやすさが全く違います。


”受験勉強”=”暗記”の効率が違うのです。


アメフトのルールが分からない場合にも、TVゲームでやった事がある場合には全く知らない状態ではないので、あらためてルールを覚える時にもとっつきやすいし覚えやすいのと同じです。


なぜならば、記憶の中にあるゲームの記憶(あやふやであっても)に、関連付けながら覚えていけるからです。


もう「アメフトのルール」という事に対しての親しみ度が違うのです。


これだと覚えるのに苦痛も感じにくいし、理解の難易度も低くなっていて、結果、勉強自体の負担が下がっているので受験勉強の継続にも効いてきます。


ですから、先に大きな関連元を作るのが重要なので、参考書や問題集をやる時には、「細かい所は飛ばす」し「分からない所はどんどん飛ばす」のです。


その方が、あなたに与える負担が少ないからです。受験勉強の継続がしやすいからです。


一周するのに疲れるので復習する気がしなくなる


そして、最初から細かい部分もやりながら参考書を進めていくと、一周するのにかなりの時間が必要になります。


細かい部分を目で追うだけでも時間がかかりますし、一周目では関連元がないので覚えるのにもより労力と時間がかかります。


そして、覚えようと参考書や問題集を進めていても、一回やっただけではほとんど覚えられていないのです。
一回やっただけでは長期記憶にできていないのです。


2、3日後なら大丈夫な部分もありますが、復習していない場合1週間後ですらほとんど覚えていません。


そして、どんどん進めていかなくては参考書が終わらないのですから、どんどん新しい箇所にあなたの勉強時間を使用する事になります。


そうなると、「一週間後には覚えていないような勉強」に、時間を使っているという事になってしまいます。


覚えていなくとも、勉強自体はしているのですから、当人からするとちゃんと受験勉強しているわけです。


また、なんとか頑張って参考書を一周したならば、「やり切った」という気持ちが出てくるのは普通の事です。


なんとか頑張ったのですから、疲れてもいます。


「やり切った」と感じていて、疲れているのですから、その参考書を復習するという気持ちに切り替えるのは難しいわけです。


ですが、この段階ではただ単に一回文字をなぞっただけで、記憶として定着しているわけではないのです。


むしろ、ここまでは遊びで、ここから記憶を強化していくのが本番なのです。


大学試験は半年後、一年後なのですから、いくら今勉強していても試験当日に取り出せないならば点数はとれないのです。


ですから、復習しなくてはならないのにできない状態になってしまう、「最初から参考書の細かい部分もやる」というやり方はおすすめできません。


「なんとか頑張ってやり切った参考書」なのですから、復習する時にも”大変”という気持ちは出てきてしまうのです。


最初から最後までやることの大変さが身に沁みて分かっているので。


ですから、一周目、二週目・・・など最初の内は、太字部分”だけ”などの学習に留めておき、その後の復習の敷居を下げるのです。


参考書や問題集が終わらない場合のまとめ


やり始めの時は太字部分だけ、代表的な部分だけにして、復習時の負担を減らします。


覚える内容を細分化するのです。


一度にやることを少なくするのです。


太字部分だけ、代表的な問題だけならば、かなりのスピードで参考書や問題集を一周できます。


細かい部分はやっていませんが全体像は分かります。どの単元が苦手か、まったく記憶できていないかも判断できます。


かなりのスピードですから、復習するのもそこまで大変とは思いません。


むしろこのぐらいの量なら「復習してもいいかな」と感じると思います。


そして、代表的な部分だけ何回も繰り返して、覚えたら(覚えてきたら)細かい部分も覚えていくようにします。


そうすれば、細かい部分を勉強しながら代表的な部分を復習している事になりますし、その理解も深まっていきます。


記憶の定着がより万全になっていきます。


そして、何十回も繰り返した後ならば、代表的な部分が無意識にでも思い出せるようになってきます。

(→数学の勉強のやり方が分からない大学受験生に。


数学以外の教科も長期記憶にする方法は同じです。


パッ、パッという感じで代表的な問題や太字の意味などを処理できるようになります。


ですから、細かい部分は最初は飛ばして、太字や代表的な事、要点などだけやっていくのです。


また一周目をしながら復習するのも効果が高いことになります。


ですが、少なからず問題集や参考書の進みが遅くなるので、そこでやる気がなくなってしまうならば一周終わってからで良いです。


やる気がなくなるならば、勉強しなくなるって事なので、復習なんてできなくなってしまうからです。


復習できなくなるって事は、長期記憶にできなくなるって事なので、試験当日に思いだせないって事になってしまいます。


そしたら、今どれだけ頑張っていたとしても、行きたい大学の合格点に届かなくなってしまいます。


長い事準備してきた”その時”に、思い出せる受験勉強になっていないという事だからです。


それは目的からするとダメな事だし、私にとっては嫌なことです。


それは避けなくてはなりません。


参考書や問題集の進め方を意識して、復習がやりやすい状況に自分でしていく等、目的のためには工夫が必要になる事もあるのです。


受験生の2人に1人が利用する圧倒的なわかりやすさ!まずは無料でお試し。


【スタディサプリ高校・大学受験講座】
会員数25万人以上が利用するオンライン学習サービス


スポンサーリンク


関連のあるその他の記事

  • このエントリーをはてなブックマークに追加