頑張れない自分を変えるには、頑張らないと『自分が大事にしている物』が失われる可能性がある、と感じられる様にしておくのが一つのコツです。

『自分が大事にしている物』というのは、自分の理念だったり、自分の感情だったりです。自分の考えとか、人それぞれの人生観とかも入ってきます。

命に関わる事(食事や睡眠など)なんかも入ってきます。

生活する上での大事にしている時間等も入ります。安定している精神状態を何よりも大切にしている人もいれば、遊びに夢中になっている時の気持ちが何よりも大切な人もいると思います。

これらが、自分にとっての「大事な物」です。

なくなったり、キズつけられたりしたらめちゃくちゃ困る物です。

別に言葉で言い表せる必要はありません。

大事に“感じる”物が、大事な物です。

個々の状況なんかも思い浮かべられなくても構いません。

それは日々の生活では意識していないからです。

言葉として表現はできないけれども、大事に“感じる”物が「大事な物」です。

ちょっと抽象的過ぎますが。

※この記事は全体を通して抽象的です。

自分が大事にしている物こそが自分

食事や睡眠は生活していく上でなくてはならない物ですし、自分が大事にしている物というのは自分が生きるのに大事になってくる物です。

「自分が大事にしている物」=「自分」とも言えるレベルの物なので、自分の大事にしている物を守るというのは自分を守る事とほとんど同じです。

なので「自分が大事にしている物が脅かされる」と感じると、「自分が生きるって事が脅かされた」と感じるので、それを避けるために頑張りやすくなります。

「生」きたいので。

「自分を守りたい」ので。

優先順位が全然違う?

自分が大事にしている物を守るためなら、嫌な事でも頑張れる事が多いです。

勉強だったり、人間関係だったり、仕事だったり、頑張れない事というのは色々あると思いますが、あまり好きでない物や嫌いなレベルになっている物も、自分を守るためだったら頑張りやすいのです。

自分が大事にしている物を守るためだったら、きつくても頑張れる事が多くなります。

自分が大事にしている物を守りたい!という感情は、頑張る事できつい思いをしたくない!という感情よりも優先順位が高いので。

「きつくて面倒な事から逃げると、自分が大事にしている物に影響が出てしまう・・・」と感じると、嫌な事でも頑張れる様になります。大事さが全然上なので。

頑張れないのは繋がりが感じられないから?

なので、頑張れない自分を変えたい時には、自分が大事にしている物に影響が出る事がスグ判断できる様にしておきます。

実際、「頑張りたい・・・」と感じている物は、そのほとんどが自分の大事な物に繋がっています。

なので、頑張らない事の影響がきちんと感じられる様にしなくてはなりません。

頑張りたいのに頑張れないのは、その因果関係をあまり感じられていないからだったりします。

因果関係を感じるには?

因果関係を感じるには、『頑張らないと、この先の自分の生活はどんな感じになるのか?』を考え、『その生活は自分の大事な物に変な影響が出ていないか?』と考えます。

そうすると、今頑張る事の重要性が“感じ”られます。

そして、それをいつでも思い出せる様にしておかなくてはなりません。

頑張っている内にすぐ忘れてしまうので。

頑張るのが美徳だから頑張る必要があるのではなく、自分(=自分が大事にしている物)を守りたいから頑張る必要が出てくるのです。

だから、頑張れます。“ホントは”頑張りたい場合には。

頑張れない自分を変えるためのまとめ

頑張れない自分を変えるには、やった方が良いと思う努力をやらないと、後々自分の「生」が不安定になると感じられる様にするのが一つのコツです。

この記事で言う「生」とは、生活している中で自分的にここはどうしても外せないという『自分が大事にしている物』の事です。そこが乱されるのは我慢ならないという大事な物の事です。

「自分が頑張らない」事が原因で、「自分の生が脅かされる」という結果が出てくる、と感じられる様にするのが頑張れない自分を変えるコツです。

どうやって上記の事を感じられる様にするかというと、頑張らない状態でのこの先の生活をイメージして、「その生活は自分の大事な物に嫌な影響が出ていないか?」と考えます。

その結果、望んでいない影響が出ているならば、自分の生が脅かされたくないから、頑張る様になりやすくなります。

「自分の大事な物を失いたくない!」>>>「きつい思いをしたくない!」なので普通に頑張れるのです。

自分の大事な物が脅かされるイコール「自己の危機」だから何とかしようとしていきます。

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