大学受験生は第一志望合格にむけて勉強しているのですから、もちろん第一志望に合格する事が最良の結果です。

ですが、点数が足りなくて合格した大学が第三志望、第四志望になってしまう事も残念な事ですが、あります。

その時に、「浪人して再度受験勉強して第一志望にいきたい気持ちもあるけど、受かった大学もあるし、どうしようか迷う・・・」という気持ちが出てくる事もあるかと思います。

この記事はそんな時に対する私の意見になります。

自分の『どうしたい!』が遅れる?

大学受験において受ける大学を第1志望、第2志望、第3志望・・・と優先順位をつけていたのは、ただ単に少し条件が良い所を決めていただけの事になります。

先に、どうしたい!というのがあった上での進路決定でその選択肢の志望校なのですから、そのどうしたい!という気持ちを実現する事を1年間遅らせてまで手段にこだわる必要はありません。

ペンの話をしましたが、それと同じ事です。

もっと書きやすいペンはあるとは思いますが、そのために再度1年間自分の『どうしたい!』に直結していない事をするよりも、早く書く練習を始めた方が上達しますし、何よりも毎日を楽しく過ごすことができます。

書きたいと思っていたのですから、とりあえず“ペン”を手に入れたならば書き始めた方が良いです。たとえそれが一番欲しかったペンではなかったとしても。

もちろんその第1志望がどうしてもそこでないとならないのならば、そこに固執する必要がありますが、大学受験の場合にはほとんどの場合そういうことはありません。(医学部などを除いて)

重要なのは『どうしたい!』を実現できる自力をつける“勉強”

実際これは、大きな決断になると思いますので、私がどうこう言う事ではないのかも知れません。

ですが、よく言うように、第1志望にはいっても第2志望にはいっても第3志望にはいっても、その大学に入っただけではあまり大差はありません。

重要なのは大学生活をどういう風に過ごしていくか、どういう事を学ぶか、どういう経験をするか、どういう経験をしてどのように成長していくか、が本当に重要です。自分の『どうしたい!』を実現する実力をつけるためには。

学校の勉強という意味ではなく、自分の思いを実現するための自力をつける“勉強”(経験とか考えの幅などの自分がやりたい!感じる事)をする方が楽しめます。

そこの上げ幅次第では、第2志望に入ったとしても、第3志望に入ったとしても、簡単に今感じているであろう“第1志望に入った事によるメリット”を超えることができます。

肯定的な意見と否定的な意見の両方の意見を聞く

もちろん自分が本当に第1志望でなくては嫌というのならば第1志望に受かるように再度1年間受験勉強をすれば良いと思います。

大事な事なので、どんな決断をしたとしても、やはり自己責任になってしまいますので、本当に第1志望でないとならないのか。本当に第2志望、第3志望では満足できないのか、ものすごい後悔が残るのか。などを考えて決定する必要があります。

ただの参考意見としてですが、私としては、書きたいと思っていて実際に書けるペンを手に入れたのですから、春から書き始めた方が良いとは感じます。

第三者の意見を参考にするという事の意味の様に、どんな決断をしてもいつだって自分の責任なので、もし、合格した大学があるのに第一志望のためもう一年受験勉強しようかどうかで迷っている場合には、今度は、肯定的な意見を持っている方の話を聞いてみると判断しやすくなると思います。

両側の立場からの意見を聞いて、その上で「自分が決断するし、何が起きても自分の責任」というのが、誰かの話を参考にする時には大事な事になります。(と、私は思っているのでそうしています。)

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