勉強が頑張れず怠惰に過ごしてしまう時には、危機感を出して勉強に打ち込める様にしたい!って時があると思います。

なので、この記事では「どうやったら勉強に危機感を出せるのか?」という事を書きたいと思います。
(絶対に出せるというわけではなく、結構出しやすいというぐらいのレベルの物です。)

どうやったら危機感を感じるのか?

どうやったら自分の勉強の状況に危機感を感じる事ができるかというと、周りの身近な頑張っている人(同じぐらいの点数の人)と自分の状態をあえて比較する事が方法の一つとしてあります。

比較する時に重要なのは、点数や成績という「結果」を比較する事ではなく、『頑張り』を比較する事です。

結果だけを比較しても何も得る物がない事が多いので、身近な人の様にある程度その背景を知れる人の「勉強への頑張り」を比べる事によって危機感を作り出す事ができます。

中学生の時に同級生が塾に通い始めたのを聞いたら、自分も塾に通い始めたという経験がある方もいると思うのですが、これと同じ事をやります。

受験生なのに自分だけが勉強してない?とか

「身近な人の頑張り」と「自分の頑張り」を比べると、〇〇は動き出してる→自分一人が取り残される→それは避けたい!→自分も動き出さないとやばい!?という感じになっていきます。

一緒の位置にいる人(同じぐらいの点数の身近な人)が抜け出すというのは、自分だけが取り残されるって事なので、「それはやばいんじゃないかな?」って思うのです。

取り残される=「自己」が脅かされる(危機を感じる)って事に繋がるので、同じレベルの人と比べると頑張りやすくなります。

頑張る目的が「自分の安全」になるので。

例えば、受験生なのに周りの中で自分だけが勉強してない・・・?とかって状況が認識できたタイミングとかです。

危機感をかなり感じる事ができると思います。

時期的に遅すぎたら勉強に危機感を持ててもその後の対策ができなかったらあまり意味がないので、「高校受験があるのに夏休みにほとんど勉強してないのは周りで自分だけだったの・・・?」って理解するとか。

ただ、周りも勉強してないとかだと意味がないので、実際には「勉強している人をわざわざ自分で探す」事になります。

で、その子は頑張ってるわけなので、自分も頑張ろうという気があるならば、頑張りを比較します。

危機感を成長に繋げるために比較する時の注意点

危機感を成長に繋げるために比較する時に注意したい事は、三つあります。

  1. 「同じぐらい」のレベルだった人と比べる
  2. 「結果」ではなく「頑張り」を比べる
  3. 自分も上に上がり同じ位置に行く方法をとる

1.「同じぐらい」のレベルだった人と比べる

一つ目は、点数が離れている人と比べるのではなく、「同じぐらいのレベルの人と比べる」という事です。(レベルというのは偏差値や点数の事です。)

偏差値や点数があまりに離れている人と比べた所で、自分が取り残されるって感じられないからです。

その人と比べても、もう既に取り残されている状態だから、自分の勉強への危機感を煽れないのです。

取り残されるって感じられないと、危機感を出す事が難しいので比較対象は同じぐらいのレベルだった人にします。

点数や偏差値という意味で「同じレベル」の人と比較します。

2.「結果」ではなく「頑張り」を比べる

二つ目は、先程も書きましたが、「結果」ではなく「頑張り」を比べるという事です。

同じぐらいの点数の友達がどんだけ頑張っているか?を考えて、自分の勉強への頑張り、成長に反映させます。

結果だけを比べても実際に点数が上がるまでに時間差がありますし、結果を追うのが勉強の頑張りの主な目的になると、遅れてくる成績UPの時期まで頑張る事が難しくなってしまいます。

点数という結果が「目的」なので、結果が感じられないならスグに勉強をやめたくなってくるのです。

なので、頑張りを比較して、最初は頑張りの度合いを目的にするという感じになります。

3.自分も上に上がり同じ位置に行く方法をとる

注意したい事の三つ目は、足を引っ張って同じ位置に戻すという方法ではなく、自分も上に上がり同じ位置に行くという方法を取る事です。

じゃないと、頑張りを比較して勉強に危機感を出した所で成長に繋げられず成績アップに繋がらないからです。

当たり前ですが。

勉強に危機感を出すためのまとめ

勉強に危機感を出すために比較する人は、なるべく、自分の立ち位置と同じくらいの「頑張り始めている人」が良いです。

比較対象が身近(間柄の面でも点数や偏差値の面でも)だと自分の頑張りとの差がスゴく分かりやすくなり、「頑張り」を比較しやすくなるからです。

そして、しつこくなりますが、「結果」を比べるのではなく、「頑張り」を比べるのが物凄く大事なポイントになります。

点数や偏差値などの「結果」というのは、第三者によって変えられてしまいますが、「頑張り」は自分だけで100%コントロールできる事柄です。

なので、100%コントロールできる「頑張り」を伸ばすという事を追うと、成果が感じられ、勉強の継続に物凄く役立ちます。

そうすると、後からくる成績UPの時期まで勉強し続けているので、結果(成績や点数)の伸びが感じられる様になってきます。

また、勉強に危機感感じるって時はホント今まで勉強に時間使って来なかったからって事も多いと思います。

そういう場合は過去の分野から学習していく必要がありますが、その際に自分1人じゃきついって場合はスタディサプリを使って、予備校講師の講義で過去から学習していくってのがやりやすいかと思います。理解しやすいので。

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