受験勉強やめたいのは目的が「合格」だけだから?
受験勉強をやっていると、途中でやめたくなったりすることもあると思います。
やりたくないという気持ちになり頑張りきれなくなったり。
このような気持ちになってしまった時にやる気を持続するには、受験勉強する目的を「合格」以外にも持たせるのが役に立ちます。
一つの事に2つ、3つ、4つ・・・と目的を複数持たせると物事が継続しやすくなるのです。
例えば、
- 「何事も継続できない自分を変えるため」
- 「自分と決めた約束は絶対に守るため」
- 「自分のホントの気持ちに嘘をつきたくない」
などの、「志望校合格」以外の目的です。
そしてこの目的はとってつけたような事ではなく、”ホントに欲しているものにする”のがポイントです。
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受験勉強の目的が複数ある場合の利点
継続できない自分を変えるために受験勉強しているならば、仮に「合格」というものに魅力を感じれなくなる時期があっても受験勉強自体は継続できやすくなります。
ホントに「一つの事をやり遂げて自分を変えたい」と思っているならば。
本当に”自分と決めた約束は破りたくない”と思っているならば、「志望校合格」のために受験勉強していなくとも、あなた自身が決めた約束を守れる人になるために勉強を継続できます。
一つの事をやり遂げて自分を変えたいと思っていても、長期間勉強していれば気持ち的に落ち込んでくる事は当然あります。
その時に、あなたを支えてくれるのはそのほかの目的なのです。
「自分と決めた約束は絶対に守れる人になりたい」とホントに欲しているならば、自分を変えたいという気持ちが薄れてしまう時期がきても、「約束は守る人」になりたいから受験勉強自体は継続する事ができます。
もしくは、普通に「志望校合格」という目的があなたの気持ちを支えてくれる事もあります。「合格によって得られるあなたの目的を達成したい」”とも”思っているのですから。
続けていればモチベーションが下がるのは普通にあること
物事を長期間やっていれば(ここでは受験勉強)、本当に欲している事でも気持ちが揺らぐ事は普通にあります。
やり始めた当初は本当にやる気があって勉強に集中できても、基本的に長期間継続するというのは難しいものです。最初の気持ちをそのままの勢いで持っておくことができなくなる事もあります。
そのときにヨリドコロとなる気持ちや目的が一つだと、それに対する気持ちが揺らいでしまったら継続が難しくなってしまいます。一つしかないので。
ですので、達成したい目的に直結する行動や目標に複数の目的を持たせるのです。
受験勉強をしているのは、「志望校合格のため」でもあるし、「継続できない自分を変えるため」でもあるし、「自分との約束は絶対に守るため」でもあるし、「自分のホントの気持ちから逃げないため」という事です。
もはや、合格するために受験勉強しているわけではないのです。
何でも良いけど、ただつけるだけじゃ効果がない
そしてとってつけたような、何も感じない表面的な目的をいくつつけた所で何も意味がありません。
本当に欲している事でなくてはいくつあったとしても、精神的にツライ時期に拠り所になれないからです。
折れそうな気持ちを支える事ができないからです。
ですから、あなた自身であなたが本当に欲している事を考える必要があります。
それらを受験勉強というやらなくてはならない事にくっつけるのです。というか本当に欲している事に受験勉強をくっつけるのです。
進路を決める時に目的ははっきりしないけど、なんだかんだ受験勉強しないという選択肢はないという場合もあると思います。
こういう時にも目的が複数あれば、そしてその目的が自分で決めた『ホントに欲しているもの』であれば、受験勉強をする目的ができるし、勉強を続けるという事にも効果があるのです。
受験勉強がやめたくなったりした時には、目的を複数を持たせるのが大事です。
そうすれば、受験勉強の主な目的が志望校に合格する事ではなくなるのですから。
あとは、誰かに相談するのも勉強の継続には役立ちます。話すだけで楽になる事はかなり多いので。
話してる最中に自分の中で整理できて解決策見つかったり、気持ち的に落ち着いたり。
話す相手が身近な人じゃない方が良いとか既に同じ様な事を経験してる人に相談したいって場合には進研ゼミでそういうサービスがあるのでそういったのを使えばOKです。大学に合格した先輩(過去の受講者)にスマホで相談できる様になってます。
(→進研ゼミ高校講座ってスマホやタブレットで受講できるの?)
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