受験勉強をしていると、「勉強しているのに思った様に結果が出ない」と悩んでしまう事があると思います。

ちゃんと勉強しているのに、成績があがらなかったり、模試の成績が下がってしまったり、偏差値や成績が安定しなかったり、こういう事があると、勉強のやる気も出てこなくて、段々と受験勉強から距離をとってしまったりします。

勉強してもうまくいかないからやめたいと思った時に頭の隅に置いておいて欲しいのは、受験勉強というのは、結果が出るまでに(成績が上がったと感じられるまでに)ある程度時間がかかるという事です。

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受験勉強はジグソーパズルの様な物

ジグソーパズルというのは、パーツを一つずつはめて行き、それぞれの繋がりを見つけていき、最終的に一つ一つのパーツが組み合わせあって1つの絵が浮かび上がってくる物ですよね。

これは勉強の結果が出るまでの過程に物凄く良く似ています。

受験勉強はジグソーパズルと同じ様に、描かれている物が何なのか(結果が)分かるまでに時間がかかるモノなのです。

受験勉強がジグソーパズルみたいな物というのを説明するために、頭の中に少し大きめのジグソーパズルを想像してみて下さい。

「合格」と描かれたジグソーパズル

例えばここに、「合格」という文字が描かれているジグソーパズルがあるとします。

受験勉強をジグソーパズルに例えると、勉強を始めた当初は、全く何もはめられてなく、パーツが一つもハマっていない状態と言えます。

この状態から勉強をしていき、一つずつパーツをはめていくのが大学受験勉強でやることです。

実際のジグソーパズルでも同じですが、最初の頃は何から始めて良いか分からなく、どのパーツからはめていけばいいのか分からなかったりします。

でも、とりあえず勉強を続けていけば、何かしらパーツがはまっていきます。

そしたら、そのパーツに合わせて、その周りにあるパーツはどれかな?っていって探してはめていきます。

そして、一つ一つのパーツを繋げていくと、段々と大きな塊になっていきます。

受験勉強で言えば、この塊は一教科の単元にあたります。

一つの単元ができたら、今度は違う分野に手をつけて、また最初と同じように、どうやったらいいのか分からないけれども、とりあえず勉強して、最初に元になるパーツを見つけ、そこに繋がるようなパーツをどんどん組み合わせて大きくしていきます。

そして、同じような作業を他の分野でも続けて行くと、今度は単元同士、大きな塊同士がくっつくときがあります。

今は合格という文字が書かれているとわかっている状態でパズルを組み立てていますが、もし、これが何のジグソーパズルなのか分からない状態だった場合には、3分野、4分野だけの勉強では、何が書かれているジグソーパズルなのかは全く分かってきません。

このまま繋げていっても、「合格」という文字が出てくるのか不安になって、「参考書を変えてまた一から違うジグソーパズルを組み立てたほうが良いんじゃないかな?」とかの不安もこの時期に出てきます。
参考書や問題集の数に注意!大学合格のためには少なくする!

それでも、とりあえず勉強を続けていくと何が書かれているのか少しずつ見えてくるわけです。

何がハマっているのか何がハマっていないかを模試で確認する

そして、ジグソーパズルを完成させていない状態でも(まだ穴がある状態でも)、予備校の模試を受けたりして、どのパーツが当てはめられているか確認したりしていきます。

学力は上がっているけれども、成績は上がらないという事がある。

もし、この時点で、自分がはめられているパズルの所だけが出題される模試ならば、もうその時点で成績がかなり良いという判定になります。

でも、自分が勉強していた項目が軒並み出て、それしか出題されない模試というのは、殆どの場合ないわけです。

普通は自分が勉強している所からも出るし、自分が当てはめられていないパーツの部分からも出題されます。

この時点で、運悪く当てはめられていないパーツの所ばっかりが出題される模試ならば、「勉強しているのに成績があがらない」となってしまうわけです。

学力はあがっているのに、成績はあがらないわけです。

成績が上がっていないと、学力もあがってないんじゃないかと感じて勉強がイヤになってしまったりします。

それでも(勉強しているのに成績が分からないと感じていたとしても)、そのままパズルを当てはめていくと、だんだんと模試で出題されるパズルと自分が既にハメられているパズルが合致する事が多くなっていきます。

どのパズルがよく出るかも過去問で分かる

中には、いつも出題される様な重要度の高いパズルもあったり、中にはほとんど出題されない様なパズルもあったり、中にはこの大学ではこのパズルはかなり出題されるけれども、この大学では、ほとんど聞かれないというパズルがあったりします。

自分で勉強する項目を選ぶ事ができるので、どのパズルを優先的に当てはめるかは、自分で決められるわけです。

そして、どのパズルが大事なのかも、ある程度過去問から確認できるわけです。

そして受験勉強を継続していき、ハマっているパズルがある程度の数まで到達すると、模試で出題される可能性のあるパズルの大部分がハメられているという状態になっていきます。

そうなると、「成績が上がってきた」になるわけです。

逆に言うと、模試で出題されるパズルをいつも安定的に合致させるには、ある程度の数を網羅していなければ、難しいわけです。

ある程度の数にするには、少なからず時間がかかりますので、「勉強は結果が出るまでに時間がかかる」わけです。

パズルが消えない様に復習する

実際のジグソーパズルと違うのは、定期的にメンテナンスしなければ、当てはめたと思っていたパズルがなくなっている事がある事です。

どんどんパズルを当てはめていかなければいけないのに、パズルが消えていかない様に定期的に復習しなければいけないという問題もあるわけです。

ですが、同じパズルを何回もはめていくと、確実にそのパズルをどこに当てはめればいいのかが、すぐに分かるようになってきます。

何回もやってればそれはもう忘れないわけです。どの位置に当てはめるパズルなのか。

周りに何もなくても、「ここに当てはめればいい」というのが、分かるレベルになっていくわけです。

そして、勉強を継続していくと、だんだんとどんな絵が書かれているジグソーパズルだったのかというのが分かってきます。

ある一定数を超えると、絵が見えてくる。

統計の話をする時に、1人2人で統計を出すのではなく、千人1万人単位でないとあてにならないのと同じで、当てはめたパズルが「ある一定数」を超えると、模試で出題される問題の多くを、網羅している事ができる様になります。

ある一定数を超えると「絵」が見えてくるのと同じで、「ある一定数」を超えると成績が安定するわけです。

そこに到達する前の段階でも、勉強していれば「学力」は継続して上がっているのですが、模試やテストの点数という「成績」は、「ある一定数」を超えないと安定してこないわけです。

どうして勉強は、直線的に成績が上がらないのか?

勉強を続けて行くと、このある一定の数に到達した所で、跳ね上がるような感じで成績が上がっていきます。

これは、今までの分野毎の固まり同士が繋げられる肝となるパズルを当てはめた時であったり(点と点が繋がるところであったり)、そのパズルをハメた事によってジグソーパズルに何が書かれているか薄っすら見えてくる様な所です。

よくクイズ番組で見かける、クイズに答えて写真の一部分をどんどん開いていく、あれと同じです。

最初の方は、一つ二つパネルを開けても何が描かれているのか分からない事がありますが、「ある一定枚数」を超えると、「あっ!何が描かれているのか分かった!」となるわけです。

“急に”何が描かれているか分かる(繋がりの理解が跳ね上がる)部分があるのと同じで、勉強にもこの様な部分(数)があり、ここで成績が跳ね上がる様な感じになります。

ジグソーパズルで言えば、どっかのパーツをハメることによって、「あっ何について書かれているジグソーパズルなのかわかった」、「やっと“絵”が見えてきた!」っていう部分です。

勉強にも同じ様なポイントがあります。

ある一定枚数ハメた状態になると、今まで頑張ってハメていたジグソーパズルに、やっと「合格」という文字が浮かび上がってくるわけです。

ですので、勉強は右肩上がりで伸びるのではなく、ある程度やって跳ね上がり、ある程度やって跳ね上がるという感じで成績が上がるので、結果が出るまでに時間がかかるのです。

文字がよりはっきり分かる様な枚数になっていく

そして、その後も勉強を続けて行くと、更に「合格」という文字の見え方が鮮明になっていきます。

勉強を継続してパズルをどんどんはめていくと、今まではうっすらとしか見えていなかった「合格」という文字が、今度は、どんどんはっきりと色濃く分かるようになってきます。

このときにも今まではめたパズルを無くさない様に、消さない様に、記憶のメンテナンスをしていかないと、せっかく見えていた合格という文字も段々分からないレベルにまでなくなってしまうかも知れません。

でも、メンテナンスしていれば、常にどこに当てはめればいいのか分かりますので、常に合格という文字が見えている状態にしておくことができます。

試験本番の時に、色濃く「合格」という文字が見えているパズルの状態にしておけば、合格できるわけです。

それが、受験勉強の目的の様なモノになるわけです。

自分のジグソーパズルは今どんな状態なのか?

パズルをハメて行く途中では、ハマっているパズルが少なかったからあまり点数がとれなかったし、はまっているパズルが局地的な物だったから成績が安定しなかったし、メンテナンスが足りなかったから成績が上がったり下がったりしていたけれども、繰り返しメンテナンスしてパズルが消えない様にしたり、パズルを増やす作業をしていくと、最終的には、出題されるパズルを網羅できる数が常にはまっている状態にできるわけです。

ですので、今、成績があがらないと感じていたり、成績が下がったと感じていたり、勉強しているのに学力があがらないと感じていたりするならば、

  • 「今自分は、昔ハメたパズルが消えかかっている状態なんじゃないか」とか。
  • 「そもそも、はめているパズルの数が少ないんじゃないか」とか。
  • 「自分がはめているパズル以外の問題や消えかかっているパズルの問題が模試でよく出てしまったんじゃないか」とか。
  • 「頑張ってパズルをハメているけれども、まだ、何についてのジグソーパズルなのか見えてきていないレベルなんじゃないか」

と、勉強がやめたくなった時や、結果がついて来ず勉強のやる気が出ない時なんかに自問自答してみて欲しいのです。

結果が感じられない時には不安になるかも知れませんが、受験勉強が辞めたくなったとしても、継続していけば、最終的に「絵」が見えてくるっていうのを信じて常にパズルをハメていかなくてはなりません。

辛いからといって、パズルをハメていくのをやめてしまったら、「絵」が見えてこないのは当然の事だからです。

手を止めてしまったら見えてくる可能性すらなくなってしまうからです。

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