日々の勉強に対する不安を減らしたい!時
勉強をしていると、漠然とした不安が出てきます。
「このまま勉強やってて大丈夫なのかな・・・。」とか、「勉強方法あっているのかな・・・?」とか。
不安に感じていると行動できなくなりやすいですし、考えている「だけ」になってしまいやすいです。
これらの不安はできる限り早めに減らしておいた方が、勉強を継続していくコトができます。
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過去問の使い方:不安で手につかないのを避けるために最初に確認
私は合格のための試験勉強の場合には勉強する参考書・問題集は少ない方が効率が良いと思っています。
(→長い期間をかけて取り組む参考書は最初に吟味するべき。複数記事です。)
1冊の問題集や参考書で大丈夫なのか不安な場合、志望校の過去問の解説を見て、「合格点のために必要な問題を解くのに必要な知識が、問題集や参考書に載っているのか」を、勉強の初期に確認すると不安がなくなります。
過去問の解説を見ながら、これからやるであろう問題集・参考書の該当ページに線引き等、印をつけていくのです。
そして、過去問にも参考書に書いてあったか書いていないのかを記録しておきます。
双方に記録しておきます。
確認をした結果、問題集や参考書に書いてあった知識のみで試験を受けた場合、何点とれるのかを確認するのです。
その点数が合格点に達しているならば、その参考書と問題集1冊をマスターすれば良いことが分かったので、1年間安心して取り組めます。
その参考書と問題集の知識を頭に入れられたならば合格点に届きそうかを確認するっていう過去問の使い方です。
これやっとかないと、勉強しててもこれで大丈夫なのかな?ってなって来て勉強が不安で手につかないってなる事があります。
なので、それを避けるために最初に確認しておくっていう使い方です。過去問の。
確認と言っても、最初に前知識なしで過去問やってもできないとか難しいってなってあまり意味がないので、ただ単に過去問の解説に書かれている事が、これから使う予定の参考書、問題集に書かれているか?を確認するっていうやり方です。(で、そこにマーカー等で印をつけておいて後にもわかる様にしておきます。)
もし、1冊では到達していない場合には、合格点までにあと何点必要なのか、そして、どの分野の知識が書かれていないのかを確認します。
過去問と参考書、問題集を照らし合わせて繰り返し勉強するのに適しているかを吟味
過去問と参考書、問題集を照らし合わせた結果、書かれている知識だけで解けず、結果あまりにも合格点からかけ離れている場合、その試験のレベルの参考書、問題集ではないという事なので、足りない知識が載っているものをプラスαで購入する必要があります。
もう一冊全部という事ではなく、足りない所を補うという意味で新たに購入した参考書を使用します。
もしくは、「スタディサプリ」等で足りない部分の講義動画を繰り返したり、「進研ゼミ」とかなら必要な教科数だけとったり。
もしくは、きちんと合格点に届く知識が載っている問題集・参考書を新たに購入する必要があります。
また購入する際には、載っていなかったものをメモしておき、足りない知識をカバーできるものなのかどうかを確認してから購入します。
こうやって、過去問と参考書、問題集を照らし合わせて、これから長い期間かけて何周もする参考書や問題集を吟味、精査しておくのです。
繰り返し勉強するのに適している参考書、問題集なのかを吟味します。
また、参考書や問題集の「過去問を解くのに必要だった知識の部分」に線引きをしていると、これから勉強するときに重点的にやる必要があるものがすぐわかるので効率良く勉強できます。
※スタディサプリはリクルートが運営する学習サービスです。
進研ゼミは言わずもがなって感じだと思いますが、私が知ってた時とは違って進化してました。
最初に過去問との照らし合わせをやる意味
これは、わりと時間がかかってしまう作業です。
ですが、長い勉強時間の中で一度やれば済むことで、その後の漠然とした不安を解消しておく事ができます。
これからの長い勉強時間を無駄にしないためにも、使用する参考書・問題集で問題ないのか、重点的に確実に取れるようにする必要がある分野はどこなのか。
それを勉強の初期に確認するのは最重要な事の一つです。
それが最初に過去問との照らし合わせをやる意味です。
これを確認していないと、「この参考書で良いのか。」「もっと良い参考書や問題集があるんじゃないか。」と、何冊もやらないといけないという不安に駆られ手を広げすぎてしまいます。
そして、何冊も右往左往していると、一つ一つの問題を試験当日に覚えていられる様に繰り返す時間が取れず、結果、覚えている解法が少ないという事になってしまいます。
「これ」という過去問の合格点が取れる知識が載っている参考書・問題集を決めたならば、その一冊の全てを確実にするのです。
この1冊から試験当日に問題が出たならば、確実に解ける様にするというのが試験勉強です。
過去の年度なら、合格できるという事を確認した問題集なのですから、自信を持ってその一冊(プラスα)に打ち込む事ができます。
確認するのにかかる時間 < 確認していないコトで悩んでしまう時間、なので最初に過去問と参考書、問題集との照らし合わせをしておく意味は大きいです。
どれだけ繰り返せるか?には多いほうがいい?少ない方がいい?
試験によっては、合格点のためにはもう一冊増えるかも知れません。
(難易度が高いと、そもそも聞いている知識の量が多いので。)
ですが、その場合にも多くても一教科2冊+αにとどめておくべきです。
また、残り時間を考えて二冊もできないという場合には、やむを得ず1冊で大丈夫なところにする必要もあるかも知れません。
もしくは限られた時間で、どうしたら二冊マスターできるか知恵を絞る必要があります。どうにかこうにかして勉強時間を捻出するのです。
「漠然とした勉強の不安」を「やるか」「やらないか」だけにできる?
こうして、勉強の初期に、どれをどのぐらいの量、頭に入れれば合格点が取れるのかを明確に確認しておくのです。
明確にしておけば、やること・必要な量がはっきりするのであとはやるだけです。
「漠然とした勉強への不安」をやるかやらないかだけにできるのです。
勉強が不安で手につかないって事が減ってきます。
「勉強何したらいいんだろう・・・?」ではなくなるので。
確認した参考書、問題集の該当部分等々、必要な量が、試験当日にいつでも取り出せるように頭に入っているならば合格しますし、足りないならば、思った結果は出せないという事になります。
ただそれだけの事です。
そして、必要な分量があるのか足りないのかは、自分で確認できるわけです。上述した過去問の使い方(過去問と参考書や問題集の精査で必要な知識を明確にする)をしておけば。
大げさに言うならば、試験を受ける前から、自分で合否を確認できるのです。
また、過去問の確認については、スタディサプリの志望校対策講座も便利に感じると思います。
各大学の過去問を分析して問題に取り組める様になってるので、重点的にやる必要がある問題にちゃんと取り組めます。
(→スタディサプリ高校講座が大学受験に向いている理由)
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