受験勉強をはじめるにあたって最初にやる事とは?

ちゃんと勉強しているのに、点数が上がっていかないのはホントに辛い事です。

それは許されない事です。

「頑張っているのに、点数が上がっていかない・・・。」と感じたり、「ちゃんとやっているのに、模試の成績が上がらない・・・。」というのは解決しなくてはなりません。

ですが、あなた自身の頑張りをムダにしないためにも、あなた自身で確認しておくべき事があります。

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受験勉強の最初にやることは過去問の確認

受験勉強をはじめると決断したならば、最初にやることは志望校の過去問の確認です。

なぜ、過去問が重要なのでしょうか?

志望校の過去問題集を、試験直前に何点取れるかやってみようと、そこで初めて過去問をやる方がいますが私の考えは違います。

過去問というのは、「この試験に受かりたいならこのレベルの問題を解ける様になってね。」という問題の寄せ集めです。

過去問から全く同じ問題は出ないですが、同じような問題、解法が殆ど同じ様な問題、数字、言い方、表現が違うだけで質的には同じ事を聞いている問題がたくさん出ます。

そして、それらはこれからも出るのが妥当だと考えられます。

過去に何度も起こった事は、これから先も頻繁に起こるだろうと考えるのは自然な流れだからです。

また、問題を作っているのは人間ですから、好き嫌いもあります。

志望校によってどういった解法を使うのが好まれるとか、この解法は好まれない、この分野はよく出る、等の偏りがあります。

そして、過去問を見れば、その偏りが分かりやすくなるのです。

仮に毎年、2年に一度、等、かなり好まれている分野をあなたが得意だとします。もしくは、これからの勉強で得意になれるとします。

そうしたら後は残りの分野に力を注げば合格点に到達しやすくなりますよね。

毎年、出ている様な問題が得意なのですから、その分、得意ではない所で取らなければいけない点数は少なくなります。

=有利に受験できる状態が作れる

なので、受験勉強の最初にやることは過去問の確認です。

過去問の使い方:大学受験でも高校受験でも得意にする分野をまず確認するのに使う

得意ならば有利なのです。

過去問を確認した上で勉強していき、受験本番でよく出る分野が得意にできていれば、それだけ合格の可能性を高める事ができます。

なので、過去問の使い方は、得意にする分野をまず確認するのに使う事です。

これは、大学受験でも高校受験でも同様です。

仮に100点中80点取れば合格点に届く試験があるとします。(殆どの試験では8割程度が合格点なので。)

そして、その試験に出る問題の中で得意な分野や、得意になれそうな分野の配点が20点だとします。

試験本番の日にあなたがその分野は得意ってなっていたとしたら、その20点を確実に取れてもおかしくないですよね。

その20点が取れたならば、あなたは残り80点中60点を取れば合格点に届くという事なのです。

分かりやすくするために100点に直すと、得意になっている所があれば、100点中75点取れれば良い試験となるわけです。

そして、殆どの試験問題では100点中6割程度以上が易~普通の難易度ですから、得意ではなくても普通に勉強していれば、易~普通は取れてもおかしくありません。

易~普通の配点が100点中55点分あるとして(実際はもっとあると思います。)、易~普通なので確実に点数が取れるとすると、得意な部分と重複する配点分が100%だとしても(得意な部分が全て、易~普だとしても。)、残り45点中25点取れれば良いわけです。

=合格しやすい

重複する部分がない場合には更に、合格点が近くなります。

仮に得意な部分の難易度が難で、易~普通にかぶっている所が全くない場合(得意な部分が全て難でも点がとりやすく=差をつけやすく、易~普通は勉強していけば確実に点がとりやすい部分)、

100点中75点をあなたの得意なところと、難易度が易~普通なところで取れているわけです。(得意部分20点+易~普通55点)

=合格点に届きやすい構成で問題が出てる試験を受ける事になる

また、難易度が易~普通のところは通常ならばもっと配点があります。(この例では少し厳し目に考えています。)

ということは、得意部分+易~普通だけで合格点に届く可能性もありますし、その他の得意ではない難易度の高い問題から5点取れれば合格するわけです。

得意ではなく難易度の高い問題でも、殆どの場合部分点があるのですから、25点中5点は取れるとは思いませんか?

25点中5点というのは、100点に換算すれば20点です。

部分点があれば難易度の高い問題でも100点中20点取れると思いませんか?

得意なところと、難易度普通以下のところがとれる試験ならば、難易度は難の所で部分点ででも100点中20点とれればOKになるという事なのです。

=合格点以上を取りやすい試験を受けられる事になる

なので、過去問の使い方としては、大学受験でも高校受験でも同様なのですが、得意にする分野をまず確認するのに使うってのがあります。

確認したその大学、高校の試験でよく出る分野、項目を、1年とか1年半とかの時間をかけて、得意にするって勉強をする事ができる様になるためです。

過去問の研究をいつからやるかで受験勉強の効果が変わって来る

ですので、合格したい学校を決めたら一番最初の段階で過去問を確認し、これからどの分野の勉強をどのレベルまですれば良いのかをイメージだけででもとらえておくのが重要です。

得意な所の配点はどのぐらいなのか。

得意になれそうなところの配点はどのぐらいなのか。

易~普通のレベルの配点はどのぐらいなのか。

毎年出る問題の分野は何なのか。

これらを受験勉強の初期の段階でとらえておくのです。

そして、それらを意識した上で勉強していくのです。

知った上での受験勉強の効果と、知らないで頑張っている受験勉強の効果は、全く違ってきます。

過去問の研究をいつからやるかで受験勉強の効果が変わって来ます。

試験に良く出る所を重点的に勉強してきた人なのか、してこなかった人なのかでは、その試験に関しては有利度が全然違うのです。

ですので、志望校の過去問を最初に確認して、自分に有利に働く勉強内容を知っておくのが重要なのです。

これから長い時間をかけて勉強するのですから、進み続ける方向を知らなくては当たるも八卦、当たらぬも八卦になってしまいます。

時間が膨大にあるのならば勉強したいように勉強し、合格したい所が見つかった時に受験すれば良いのかも知れませんが、あなたは限られた時間を最大限目的のために使う必要もあるのです。

ただ過ごしているだけで、「その時」のための時間をどんどん失っていくのですから。

過去問の研究をいつからやるかは受験勉強のラストの方で力試しで初見でやるために取っておくのではなく、むしろ初期の頃からよく出る分野や傾向を知っておき、受験勉強の期間にはよく出る分野や傾向を優先的に、もしくは、力を入れて(勉強時間を多く割いて)勉強しておく事になります。

過去問で方向性を確認した上で始める勉強法

過去問で進む方向性を確認した上で始める勉強法って感じにする必要があります。

受験生は過去問を確認して、まず、目的地がどこにあるかを知らなくてはなりません。(どの分野を優先的に完璧レベルにする必要があるかを知る)

目的の町が北にあるのに南に走りだしてもダメなわけです。

東に行ってもダメなのです。

いくら「走る」=「受験勉強」を頑張っていたとしても。

北の方向への目印を過去問から見つけ出し、最初から北に向かわないと制限時間が来てしまうかも知れないのです。

また、最初から北に進み出せば、方角を決めないで進み出している人と同じ労力をかけたとしても、北の町に辿り着ける可能性は高くなるのです。

また、A校、B校、C校、全てに受かるのが目的ならば、それだけ労力をかけなくてはなりません。

A校は北にあるかもしれないし、B校は東にあるかもしれない。C校は南にあるかもしれないからです。

北にも、東にも、南にも行きたいのならば、それだけ「進む」総距離は増えます。

もしくは、D校なら北東にあるかもしれません。少し修正をかければ辿り着けるかもしれません。

A校に合格するために勉強しているのか、A校、B校、C校全てに合格するために勉強しているのか。

時間を考えるとどうなのか。労力をかけられる気持ちは持続できるのか。

そういった意味で、志望校を決めた後にコロコロと変えるというのは、いたずらに制限時間を消費したというだけの事になってしまいます。

変更した志望校は南にあるかも知れないからです。
(変えるのが悪いとか、良いとかではありません。事実として保有している時間は減っているというだけの事です。)

北西や北東ならば修正できる時間が残っているかも知れませんが、それでも時間を消費したという事は意識し、気持ちを持って勉強する必要があります。

進みだす方角を決めるためにも、過去問から進む方向の目印を、進みだす前に確認した上で勉強するのは、受験勉強、試験勉強において重要な事の一つです。

次ページ→問題集を中心に勉強する方が試験本番で点数がとりやすくなる。

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