語呂合わせのやり方のポイントは関連付けです。

語呂合わせの作り方はいくつもありますが、他にも関連付けをやってみます。

関連付けとゴロ合わせその1

「以下の数字を覚えて下さい」と言われました。

「2151152689」

どのように覚えましょうか?

とりあえずこれでは覚えにくいので、覚えにくいものは既に知っている所まで細分化しましょう。

「215/115/268/9」

10ケタの数字よりも(上記の数字は10ケタあります。)、3ケタの数字の方が日頃から接している機会が多いので、上記の様にしてみました。

この様に区切ると、少しは覚えやすくなりました。

「3ケタの数字×3、+1ケタの数字」
にした方が、
「10ケタの数字1コ」
を覚えるよりも、私にとっては楽です。

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数字の暗記を語呂合わせでする時は小さくする

数字の暗記を語呂合わせでするにあたって、覚えたい数字の羅列「2151152689」を覚えやすい所まで小さくしてみましたが(3桁ずつにした「215/115/268/9」)、実際にはこれでもまだ微妙に覚えにくかったので、

「21/51/15/26/89」

と2桁の数字×5にしてみました。

これでもまだ覚えにくいので、2桁の数字それぞれを既に知っている事に関連付けます。

数字の暗記をもう既に忘れないレベルになっている「単語」での語呂合わせにします。

何でも良いのですが私の場合は以下の様にしました。

「21」は ふいに の「ふい」にしました。
「51」は野球選手のイチローの背番号です。
「15」はイチゴにしました。食べ物の。
「26」は風呂にしました。
「89」はハックションの「ハック」にしました。

※イチローは他の人が見ると16とまぎらわしいですが、作るあなた自身が判断できれば何に関連付けても問題ないです。
第3者が覚えるために作っているのではなく、「あなた」が覚えやすくするために作っているので。
わたしは「イチロー」と言われれば、「16」ではなく「51」を思い出します。

あなた自身が紛らわしいと感じる様な物は避けた方が無難です。関連元と関連先が無意識に何の疑いもなくスグには思いつかないという事なので。

数字の暗記を語呂合わせでする時は、覚えやすい所まで小さく分割して、それを既に知っている単語にします。

作成する時は知っている物に更にくっつけていく

語呂合わせを作成する時は、その単語を知っている物(ここでは文)に更にくっつけていきます。

単語を文にすれば関連付けられています。

変換した単語を文にすると、

「ふい(に)イチロー(が)イチゴ(食べて)風呂(入って)ハック(ション)」

これなら結構覚えやすくなりました。

今回やったのは、覚える対象を細分化して(2ケタにして)、知っている事柄に無理やりにでも結びつけて(51⇒イチロー、89⇒ハックション、等)覚えやすくしました。

「2151152689」という数字の羅列を

「ふい(に)イチロー(が)イチゴ(食べて)風呂(入って)ハック(ション)」

という文(のようなもの)にして語呂合わせを作成して覚えやすくしました。

「文を思い出す。」=「10ケタの数字を思い出す。」に繋がっているという事なのです。

語呂合わせの作り方は無意識レベルのものならば何でも良い

語呂合わせの作り方は、無意識レベルのものならば、関連させるものは何でも良いです。

作る時につなげるものが必ずしも「文」である必要はありません。

数字を駅から自宅への道の店等に関連付けても良いですし、友達に関連づけても良いです。

ポイントなのは、関連付ける先が”無意識にでも”わかっている様な事柄にする事です。そうしなければ、関連付ける先も覚えなくてはならないので2重に大変です。

駅から自宅への道は無意識にでも帰れるくらいにまで覚えています。どこにどんな店があるかも分かると思います。何回通ったかわからないくらい通っているので。

友達の顔も、親しい人ならば、何も考えなくても名前や特徴、顔などが出てくるわけです。

あなたの情報に新しい情報をくっつけるのです。

何かを覚えやすくする時には、あなたにとっての当たり前の情報に、覚えたい情報を「ムリヤリにでも」くっつけるのがコツです。

なので、語呂合わせの作り方は「あなたにとっての当たり前の情報」に繋がる様にするのが重要です。

仮にあなたの友達に「A」「B」「C」「D」「E」と5人いたとします。

先程の同じ数字を覚えるのに、文ではなく友達に関連付けるならば、2ケタの数字を当てはめやすい人に割り振り、頭の中でその5人と順番に会っていくという方法もあります。

割り振る数字もその人それぞれにシンプルに関連するものが良いです。
(イチゴが好きなのはA等)

こう関連付けたならば、あなたが覚えるのは、どの順番でABCDEに会うかどうかだけにできるのです。

数字を覚えるわけじゃないのです。

Aがイチゴが好きならば、先程の数字ですと、 Aと会うのは3番目です。

また「15」は「イチゴ」でなくても良いです。「囲碁」でも良いのです。うまく使えるならば「14の次」とかでもいいのです。

15を「囲碁」にしたならば、囲碁と関連が深いのは誰なのか当てはめて、その人と会うのは3番目にすれば良いのです。

この場合、あなたが覚えるべきなのは5人に会う「順番」だけにできるのです。

友達に会う順番を覚えるだけなのです。

「2151152689を覚える」を、既に知っている人(無意識レベルの)に会う「順番」を覚えれば良い様にしたという事です。

更にその友達の頭文字だけで会う順番を覚えれば、「2151152689を覚える」=「5文字を覚える」にもできます。

その5文字から、無意識にでも元の数字を辿れるからです。
(例、「さ」が5番目⇒ 佐藤 ⇒ 話が白熱しやすい ⇒5番目は89 等)

下線部分は第3者には「なにこれ?」ですが、作成したあなたが無意識にでも分かるならば、スグに関連が見出せるならば、何の問題もない事です。

繰り返しになりますが、語呂合わせを作成する目的は「あなた」が覚えやすい様に変換する事だからです。

既に知っている事柄(5人の特徴等)に知らない事柄(覚えようとするもの)を乗っけるという感覚は、覚えにくいもの・覚えたいものを暗記するのに有効です。

という事で、語呂合わせの作り方についてでした。

次ページ→長期記憶にする方法は短くて良いから暗記したい知識を使う回数を増やす事

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