意志が弱い自分を変えたい!という時には、物事を始めようと決意するきっかけとなった“状況”と、その時に感じた“感情”を詳細にメモしておくことが役立ちます。

この『具体的な自分の体験(状況と感情)』を忘れてしまうと、きつい時や面倒に感じた時に踏ん張れなかったりするからです。

その“感情”を解消する事こそがその努力を続ける目的なので、動機の大元をいつでも思い出せる様にしておくのが大事になってきます。

やめちゃわないためには。

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きっぱりやめるのを止めてくれる?

継続というのはなかなか大変な事ですが、だらけたり頑張ったり、だらけたり頑張ったり、っていうのを繰り返してだんだんと頑張る事がそこまで大変じゃなくなって継続していける様になる事が多いです。

一度きっぱりやめてしまうと、次始めるときにめちゃくちゃパワーが必要になってくるので、それっきりってなってしまう事があります。

その「きっぱりやめてしまう」という事を止めてくれるのが、物事を始める動機となった「具体的な自分の体験」です。

「あの時に感じた嫌な感情にはもう絶対に出会いたくない!」って思うからやめたくなっても踏みとどまれたりするのです。

だらだらでも良い?

だらだらでも良いから、きっぱりやめてしまうという事をなくすことが、意志が弱いのを直す事につながってきます。

なんだかんだで続けていたら、習慣化されてきて精神的な負担も減ってきますので、それ以前よりももっと簡単に取り組める様になります。

なので、「だらだらでも良いからきっぱりやめない」という事が大事になってきます。続けたい場合には。

その「きっぱりやめてしまう」という事をなくすために、自分が頑張ろうと思ったきっかけを詳細にメモしておくことが役に立つのです。

きっかけを詳細にメモとは?

きっかけを詳細にメモしておくというのは、自分が嫌に感じた事などの『感情』を記録しておく、ということです。

何かを始めようとか、何かをやり続けようと思った時には、何かしら自分の中で動いた感情があると思います。

「できればもうこんな気持ちになりたくない!」等の感情です。

その気持ちを感じた時の状況とその感情を“詳細に”メモしておきます。

「何かをできる様になりたい!」等のプラスの感情でも良いのですが、きっぱりやめてしまうっていうのを止めるには、自分が感じた「避けたい感情」を記録しておくことが役に立ちます。

どうしてわざわざメモしておくのか?

どうして記録しておくかというと、どんな嫌な感情も、時間が経ちそれについて考える時間が減ってくれば、だんだんとその感情に対する気持ちが薄まってしまうからです。

何かを始めるきっかけになった物凄く強い感情とか、モチベーションになる出来事とか、そういう自分にとって物凄く大事な物も、時間が経てば当初の勢いそのままに持ち続ける事はかなり難しいのです。

というか、忘れちゃう事もあります。

その忘れちゃっている時に努力に嫌気が差して「やめる」って事が頭によぎったならば、普通に「きっぱりやめちゃおっかな?」と決意しやすくなります。

なので、やめたくなった時に拠り処となる感情を意識できる様にしておかなくてはなりません。

“解消したい具体的な状況”を常に自分に思い出させてくれる様に。

そのための「メモ」です。

自分にとって大事な感情も繰り返さないと忘れる

継続するっていうのは、地味な道なので疲れてきてしまう事もあります。

自分が感じた「嫌な感情を避けたい!」という気持ちよりも、目の前の「面倒くさい事はやりたくない!」という気持ちが、勝つ様になってきてしまう事もあります。

時間が経てば、嫌な感情のパワーがだんだんとなくなってくるからです。

人間の記憶というのは本当に嫌な事であっても、忘れてしまう事があります。

ですので、きちんと記録して、いつでもその感情を思い出せるようにしておかなくてはなりません。

辞めたくなった時に、その情報に触れれば、目的がはっきりするので継続しやすくなるのです。

「その嫌な感情にもう二度と出会わないために今頑張っている」と再度理解できるからです。

再認識できると「自分の嫌な感情を避けたい」というのが「面倒くさい事をしたくない」って気持ちに勝ちやすくなりますので、やめたいと思ってもきっぱり辞めるという事はなく、だらだらとでも続けるっていうことができる様になってきます。

そしたら、習慣化されますし、今までの努力を無駄にしたくないっていう感情が出てきます。

こうなってきたら更に継続が楽になっていきます。

ですので、そこに到達するまでを助けてもらうためにも、自分が避けない感情をメモしておくのが大事です。

意志が弱いと感じている場合には特に。

まとめ

この記事をまとめると以下の様になります。

  1. 意志が弱いと感じている時にはだらだらでも良いから、きっぱりやめるのをなくすのが大事
  2. やめるのを助けてくれるのはきっかけとなった「状況」とその時の「嫌な感情」の詳細
  3. その感情を解消したいから、なんだかんだで続けられる
  4. メモしておかないと嫌な感情ですら忘れる
  5. 気持ち的にきつくなったら、メモを確認する(=目的を確認する)

意志が弱い時に大事なのは、なんだかんだで続けられる様にしておく事です。

それが後の自分を楽にしてくれます。

そして、始めるきっかけとなった状況と感情の詳細をメモしておくとなんだかんだ続けやすくなります。

その感情を解消するがための「努力」、という事が再度意識できるからです。

という事で、意志が弱いのを直すには、「状況と感情の詳細をメモして、いつでも振り返られる様にしておく」のが役立ちます。

そして、実際に行動に移す時に大事になってくるのは何も考えず一歩目をやり始める事です。

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