テスト勉強をする時期になったら、いつも勉強の計画を立てるんだけど、結局一夜漬けになっちゃうという事があるかと思います。

一夜漬けはうまくいかないと思ったからせっかく計画を立てたのに、全く思い通りにいかないで、結局やろうと予定していた量の一部しかできずに、テスト本番に臨まなくてはいけないという状態です。

以前にも書いた事があるのですが、計画を立てる時に「本番までにこれぐらいできたらいいな」という勉強量を割り振っていくだけだと、計画に全くついていけなかったり、計画を立てた意味があまりなかったという事になりやすくなります。

どんどん計画から遅れて、予定と比べると大幅に少ない量しかできないという場合には、「やれたらいいな」という勉強量を元に計画として立ててしまっている事が多いです。

計画を立てるときに注意しておきたいのは、勉強の要素毎にどのくらいかかるのか?分かっている必要があるという事です。

この記事で言う“要素”というのは、『ある量の勉強をやるのに必要になる具体的な勉強時間』の事です。

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テスト勉強の計画の立て方(勉強の要素の例)

テスト勉強の計画の立て方として、まず要素の時間を記録するのが重要です。

例えば、以下の様な事が勉強の要素です。

  • 数学の教科書の例題を5問やるとしたら、自分の場合は大体1時間半かかる。
  • 英語の長文を5個読むのに自分の場合は2時間かかる。
  • 世界史の5ページ分の知識は、大体5回繰り返せばテストまでは覚えていられる。
  • 学校で配られたプリントはこの教科なら一枚30分ぐらいかかる。
  • 数学の例題を5問復習するのに50分くらいかかる。

上記の様な要素が分かっていないと予定が立てづらく、せっかくテスト勉強の計画を立てても実態から離れていってしまいます。

なのでテスト勉強の計画の立て方の一歩目は自分の勉強の各要素にかかる時間を計測して記録する事から始まります。

計画を立てるなら何でも要素が重要

勉強の計画ではなく、旅行の計画などを立てる際の事を思い出してみると分かりやすいと思うのですが、旅行の場合、一つ一つの要素(電車、飛行機、距離など)が、どのぐらいかかるか考えたうえで計画を立てると思います。

  • こっからここまでは電車でこのぐらいかかる。
  • 飛行機は大体このぐらいかかる。
  • 何キロ歩くのには何時間あれば大丈夫そう。
  • こことここに行くには、距離がこのぐらいだからこのぐらいあれば大丈夫かな。
  • 午後は車で移動して、目的地までこのぐらいかかるから、ここは見て回れる。
  • ここはもしかしたら時間が余ったらいけるかも知れない。

上記の様な感じで旅行の計画を立てると思います。

もしここで、「飛行機はこのくらい時間がかかる」「ココからココまではこのくらいかかる」と判断がつかない状態(要素が分からない状態)で旅行の計画を立てるとなると、実際にそのスケジュールで過ごして行くのはかなり難しいだろうなと感じると思います。

日程の全体を通して、物理的な距離や時間を加味していない計画になってしまうので。

=計画が立てられない
なので、旅行の計画を立てる時と同様に、勉強の計画を立てる時にも、要素を把握するのが重要です。

計画通りに進めるには必要な要素を自分で記録

計画通りに進めるには必要な要素を自分で記録していく事になります。

旅行の場合、一つ一つの要素(飛行機にかかる時間、電車にかかる時間、距離から考える移動にかかる時間)が分かっているから、大体予定通りに進ませる事ができます。

どこかしらで遅れが出たとしても、計画の大部分が消化できなくて旅行を終えるという事の方は少ないと思います。

これは、旅行の計画だけではなく、テスト勉強の計画や大学受験の計画を立てる時にも同じ事が言えます。

ある程度信頼できる要素を元に学習の計画を立てれば、大幅に消化できていない状態でテスト本番に臨む事はなくなってきます。

一つ一つの要素がだいたいどのぐらいかかるか分かっていないと、計画を立てた所で計画通りに進める事はかなり難しく(主観で計画を立てる事になるので)、計画に少し遅れてついていくという事すらできない事が多くなってしまいます。

=全く計画通りに進まない計画を作るために時間を割いちゃう事になる

なので、大体でも計画通りに進めるには、勉強の計画を立てる前に、必要な要素を自分で記録しておく必要がある事になります。

先程の、数学10問はこのぐらい、英語の長文はこのくらいなどの、自分が勉強する時の要素です。

実際の値じゃない→過大評価(計画倒れの原因)

実際の数値でないと、結構過大に評価してしまうことがあります。

計画したは良いけど、計画倒れになっちゃう、という事の原因は、実際の数値を元にした計画になっていないって事があります。

ですので、実際に時間を計って、自分の場合は大体このぐらいかかると記録しておく必要があります。

現実にやろうとしたら数学10問に2時間かかるのに、なんとなく考えるだけだと「数学10問は1時間でできるから―――」という要素で計画を立てる事になってしまいます。

旅行では、飛行機が目的地に着くのに2時間かかるところを、「飛行機は頑張れば1時間で着くからこの日はここも回れる」、という風には計画を立てないですよね。

遅れを考える事はあったとしても。

何故かっていうと、それが実際の値で現実的な値というのが分かっているからです。

勉強計画も旅行の計画も同じで、自分の勉強の一つ一つの要素を記録しておく必要があります。

そうすると、計画を立てるのに時間を使ったのにすぐ計画倒れになった、ってのを避けやすくなるので。

早めに記録のメリット(大学受験や夏休み、冬休みの勉強計画にも使える)

高校では、これから先テストは何回も受けるのですから、早めに教科ごとの時間を記録しておくと長い間メリットを享受できます。

次のテストの時にもその要素を元に計画を立てれば、実際に近い値で計画を立てることができるからです。

例えば、進研ゼミの高校講座を利用して定期テスト対策をしているならば、定期テスト予想問題集を使ってると思うので、何ページ分を自分の場合は何時間程度で進められる、ってのを記録しておきます。

また、大学受験をするときにもその一つ一つの要素は大幅に変わるという事はあまりないので、受験勉強の計画が立てやすくなります。(速さは変わってきますので、ある程度したら再度記録していく方がより実際に即した計画にできます。)

大学受験だけじゃなく、夏休みだったり、冬休みの時の勉強計画にも使えます。

「自分の勉強の要素の時間」がちゃんと手元にあるって事なので。

その要素を元に、出された分量をやるのにかかる時間を弾きだして、自分が勉強に使える時間を考えたりで逆算していけば、1日にやる必要がある勉強時間や、必要な日数が分かります。

それを実行するかどうかはもちろん自分次第ですが。

ただ、そこら辺も考えた上で(自分の行動パターンも考えた上で)、勉強計画に緩さをちゃんと設定しておけば夏休みの終盤にもそこまで焦らず過ごせます。(冬休みはあんま終盤まで残るって事は少ないかと思います。)

自分の勉強のパターンも記録(社会人になって英語の勉強する時とかにも役立つ)

現実的な問題として、その量をスムーズに毎日勉強できるか?という問題も出てくると思います。これも記録しておくと、実際に即したテスト勉強の計画を立てる事ができます。

テスト期間中に一日にできた実際の勉強時間を記録しておいて、次のテストでもその時間を元に必要な勉強量を割り振っていきます。

正確に把握する事は難しいかも知れませんが、自分の勉強のパターンだと大体このぐらい勉強するとここら辺で疲れてきてちょっと計画から遅れるというのも記録しておきます。

次のテストではそれも加味した上で計画を立てて、計画に余裕を持たせておくと計画から大幅に遅れて、頑張っているのに予定の量を全然終わらせられなかったという事はなくなってきます。

また、こういうのは、社会人になって勉強する時(英語とか)にも役立ちます。

社会人になったらより限られた勉強時間になるって事が多いので、その勉強時間を無駄にしない様に、更にちゃんと結果が出る様に、学習計画を立てる必要があります。

自分にとってちゃんと効果がある勉強計画の立て方の経験や試行錯誤があると、その時にちゃんと自分に合う計画を立てられるためです。

英語の勉強をしたくなる、とか、資格関係の勉強をしたくなるって可能性は全然あるかと思います。

勉強の計画の立て方のまとめ

勉強の計画の立て方を、まとめるとこんな感じです。

  1. 今回のテストで、現実に沿った『それぞれの要素の時間』を記録しておく。(復習や暗記に必要な時間もおよそで良いので記録しておきます。)
  2. その値を元に、テスト範囲の量を勉強するのに必要な時間を逆算する。
  3. 記録しておいたテスト期間中の平均的な勉強時間を考えて、現実的な分量を割り振っていく。
  4. 自分の勉強のパターンを加味した上で、少し余裕を持たせてテスト勉強計画を立てる。

この様にしておくと実際の勉強時間に沿った計画になるので、今までの計画よりも、もっと期間が必要になってくることもあるかも知れません。

ですが、それが現実的な計画です。

今までも本当はそれだけの期間が必要だったという事です。

計画自体は現実に沿って立てることができるので、やろうと思う場合には、もっと早い段階からの準備が必要だという判断になる事もあると思います。

もう既にテスト直前等になってしまっていて、時間がないという場合には、やったほうが良いと思う量の一部になってしまうかも知れませんが、それでも、今回のテスト勉強で一つ一つの要素にかかる時間を記録しておく事が次のテスト勉強の時にかなり役に立ちます。

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