いざテスト勉強しようと思っても、だらだらしてしまって勉強ができなかったり、パソコンやゲーム等をやってしまって、どんどんテスト期間を消費してしまうことがあると思います。
最終的にテスト範囲が終わらないぐらいの量が残ってしまって、徹夜で一夜漬けしようと頑張ってテスト本番に臨むことになってしまう経験もあると思います。
終わらないと感じてしまうぐらいの量が残ってしまったのは、しょうがないことなので、その教科は、やれる分を何回もやって、次のテストに活かせる“反応”を得るための勉強に切り替える様にすると、次のテストでは、テスト直前になっても勉強できなくて範囲が終わらないという事は少なくなってきます。
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テスト前日でやばいって状態なら今回のテストの目的を変える
テスト2、3日前とかテスト前日なのにやばい、全然勉強してないってなってる場合は、今回のテストの目的を変えるってのもアリです。
今回のテストの目的は「良い点を取る事」ではなく「不安を潰す事」にします。
テスト勉強がやれずに、だらだら過ごしてしまうというのは、『やっても点数とれないんじゃないか?』とか、『何をやればいいのか分からない』って言うのが頭にある事が原因の一つにあります。
ですので、今回のテストはこの不安を潰し次のテスト勉強に活かします。
次に活かすというのは、この教科はこのページ数ならこのぐらいの勉強時間をあてればきちんと点数がとれるというのを、今回のテストで確認しておくという事です。
そうすると、次のテストの時にこのぐらい勉強すれば、テストの範囲が終わってきちんと点も取れそうだというのが分かりますので、実際にテスト勉強がしやすくなってきます。
何故かっていうと、具体的にこのぐらいの時間やれば点数がとれるというのが分かっているからです。
このぐらい時間をかければ点数がとれると分かっているのにやらないっていうのは、けっこう難しいです。
そのため、テスト前日なのにやばい、何も勉強してないって状況ならば、やれない量をやる事に残りの時間を費やすのではなく、残りの時間でも問題なく勉強できるレベルにまで自分でテスト範囲を狭くします。
テスト範囲が終わらないってなったら自分で更に狭くする
テスト範囲が終わらない状態にまでなってしまったら、自分がやる所をめちゃくちゃ絞って、残りの時間は少なからずやった所を完璧にする事に使います。
太字周辺だけやる(=細かい所はやらない)とか、すぐ理解できる所だけ覚える(=理解しづらい所は捨てる)とかにして、テスト範囲を自分で更に狭くします。
進研ゼミ高校講座使ってるなら、定期テスト予想問題集のよく出るマークの所だけ覚える、とかにして自分で範囲を限定します。
(→進研ゼミ高校講座で定期テスト対策ってできるの?)
終わらない量を適当に頑張っても、そのどれもが点数とれなくて、次に繋がる結果が得られないからです。
テスト範囲の細かい部分まで全部やってたら範囲が広すぎてどうせ終わらないので。テスト前日とか時間がない状態ならば。
全てが中途半端になり、全てがテストで点数とるのに繋がらないってなっちゃいます。なっちゃいますというかなる可能性が高いです。
ですので、テスト範囲を自分で狭くして「やった所は点数がとれた」となる様にします。
全体をやるなら範囲が広いから間に合わない可能性が高いですが、太字周辺のみにする、とか、テスト範囲のこのページのみにする、等にすれば、その部分のテスト勉強に関してはちゃんと時間取って勉強したって状態にできるので。
この際、時間を計測し、実際にどのくらいで何ページやれたかを記録しておきます。
そうすると次のテストでは、「実際に点数が取れる勉強に必要そうな総時間」が分かるので現実に沿ったテスト勉強の計画を逆算して立てられます。
(テスト勉強の計画を立てるには要素(内容と時間)を記録しておく事が重要)
テスト前日なら間に合わない量の勉強はしない
テスト前日なら間に合わない量の勉強はしないってのが結果的に点数を上げる事に繋がります。
終わらない量が残っているのに範囲を絞らずに全てをやろうとすると、そのどれもが頭に入っていない状態でテストを受けなければなりません。
頭に入っていなければテスト中に思い出せないという事なので、残りの時間をどれだけ頑張っても点数に結びつく所がほとんどありません。
そうすると、『時間がないなりに頑張ったのに点数がとれなかった』という結果になってしまい、次のテストで更にやれなくなってしまう原因を作ってしまいます。
ちょっとだけの努力だったとしても、何か反応がなくては次はそれすらやれなくなります。
誰だって、頑張ったならその対価(テストの点数)がもらえなくては、次に同じ事をやる気力が出づらくなってしまいます。
例えちょっとだけの努力だったとしても、何か反応がなくては次がなくなってしまいやすいのです。
ですので、残り時間の勉強でも反応が出るように、自分でテストの範囲を狭くします。
テスト前日だから勉強しないってわけじゃなく、テスト前日なら間に合わない量をやらないという意味合いです。
範囲を狭めて、その範囲から問題が出たなら点がとれるっていう勉強に切り替えます。
重要度高い所のみにする、等。
やる範囲が狭ければ、時間がなくても勉強の密度自体は上げられるので、しっかりと点数が取れる暗記ができます。
次のテスト前の勉強方法に役立つ
前回(今回)体験した「やった所はとれたという事実」が次のテスト前の勉強の時に効いてきます。
やればできると分かっているのならば、「終わらない量が残ってしまうまで放置する」という事はかなり少なくなります。
やれば点数が取れると知っているのに、やらない、というのは結構難しいです。
『ホントは』テストで点がとれる様になりたいと思っている場合には。
もし、点数がとれていなかった場合にも、『この教科のこのページ数をこのぐらいの時間やって、ちゃんと覚えていると思っていたけど、これで点取れなかったんだから、今回はもう少し時間をかけて覚えてるか確認できるまで勉強しよう、もしくは違うやり方を模索しよう』とできるわけです。
=次の、テスト前の勉強方法を考える時に役立つ
既に、やった所は点数がとれていたという場合には、『100%程ではないけど、やればできる』と感じられていると思います。
=点数とれると感じるから(やった所は点数が取れているので)、テスト前日まで放置、とかって事がなくなってきます。
テスト勉強が終わらない時のまとめ
という事で、テスト勉強が終わらない時の勉強についてでした。
テスト前日とか2、3日前で全然勉強してない、やばいってなってる場合、今回のテストではっきりさせておきたいのは、『この教科のこの問題数はどのぐらいの時間をかければ、テストで点数が取れるレベルまで覚えられるのか?』という事です。
この記事のポイントをまとめると以下の様になります。
- 終わらない量が残ってしまうのは「頑張ってできないのは嫌だな」があるため
- どのくらいやれば点数が取れるのかを今回のテストで知る
- 次のテストでどのくらいやれば点数が取れるか分かる様に記録しておく
- 反応が得られる事が次に繋がる
- 全部やろうとすると全部中途半端になるから、テスト範囲を自分で狭くする
- その狭い範囲を完璧にして、点数が取れる勉強がどんなもんかを確認するのが大事
終わらないぐらいの量が残ってしまった時のテストの目的は、『やった所はできる』という事が確認できる勉強に切り替えて、次のテストに繋げるという事が大事になります。
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