勉強を苦手から普通にするには背景知識を増やす努力が必要になる

興味がある事についての勉強(学習)の場合には楽しみやすいのですが、必要だから勉強しなくてはいけないという受験勉強などの場合には、勉強が楽しめないという事があると思います。


学習の必要性が充分に感じられる場合には、好きでなくても、なんだかんだ続けることができるのですが、その必要性が弱いと(あまり自分発信の目的意識がないと)、勉強していても本当につまらなく感じる時があると思います。


勉強していてつまらないというのは、その物事の背景にある知識が足りないからというのが理由だったりします。


興味がない事でも、必要性が感じられない事でも、それに対する知識が増えてくると、興味が出てきたり、楽しみが見えてきたりする事があるのです。


「受験勉強」であったとしても。


記事の目次
  • 背景にある知識があると楽しめるようになるという意味
    • 野菜嫌いの子供でも嫌いな野菜が食べれる様になる時
    • 興味のない映画が気になったりするきっかけ
    • どうして大人は京都旅行が楽しめるの?という疑問

  • “苦手”と思っている勉強も背景知識を増えす努力が有効なのは同じ

  • ただ勉強して、ある程度その教科の「背景知識」を増やす

  • 「勉強の内容が楽しいから」が理由じゃない事も多い

  • 「苦手を普通にする」のまとめ


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背景にある知識があると楽しめるようになるという意味


背景にある知識が増えてくると興味が出てきたりするという事のイメージがあまりわかないかも知れませんので、いくつか例を上げてみたいと思います。


背景知識がある事で、楽しめる様になるいくつかの例
  • 野菜嫌いの子供でも嫌いな野菜が食べれる様になる時
  • 興味のない映画が気になったりするきっかけ
  • どうして大人は京都旅行が楽しめるの?という疑問

野菜嫌いの子供でも嫌いな野菜が食べれる様になる時


まず一つ目は、野菜嫌いの子供でも、背景知識が増えてくるとその野菜が食べれる様になりやすいという話です。


野菜嫌いの子供でも、その嫌いな野菜の収穫を経験したり、その野菜を使った料理を一緒に作ったりすると、かなりの確率でその野菜を食べれる様になるという事があります。


もちろん嫌いなままという事もありますが、殆どの場合、好きにまではならずとも、嫌いではなく普通にはなります。


どうして収穫体験やその野菜を使った料理を一緒に作ったりすると、食べれる様になったり普通レベルになるかというと、その野菜に対する知識が増えてくるからです。


その野菜に対する知識とは、その野菜が実際にはどんな形で栽培されているのかを知ったり、どういう方法でその野菜を美味しくするのか調理方法を知る、という知識です。


その野菜の背景にある知識が増えてくると、自分の中にあったその野菜自体に対するよく分からない恐怖なども明確になりますし、あまり美味しくないと思っていた味ですら、自分が深く関係している事なので、親しみが感じられてくるからその野菜が食べられる様になっていきます。


食わず嫌いだった場合にも、自分が深く関わっていると(その背景が分かっていると)、「収穫したから、どんな味がするのか食べてみたいな」って思うし、親と一緒に“自分で作った”ご飯の場合には、もうその時点で「ただのご飯」ではなく、特別のご飯だったりするから食べれる様になりやすいのです。


基本的に、いくら嫌いな野菜だったとしても、自分で作った料理だとすれば、「食べない」っていう選択肢はほとんど出てきません。


ですので、背景知識があると、食べれる様になったりするのです。


興味のない映画が気になったりするきっかけ


映画なんかも、タイトルだけ見ても「見よう」なんて思わないかも知れませんが、CMを見て内容をある程度知ったり、出ている俳優が好きだったりすると、「見ようかな」っていう気になってきます。


当たり前の事に感じるかも知れませんが、これも背景に知識があるからこそ映画が楽しめるわけです。


監督がどういう気持ちで、この映画を作ったのかとかを雑誌のインタビューを読んだり、その映画の「背景にある知識」があなたの中で増えてくると、背景にある知識がなかった時よりも確実に、その映画は普通レベルになっていきます。(見たい!寄りになっていきます。)


これも背景にある知識があるので、楽しめるようになる事の一つです。


どうして大人は京都旅行が楽しめるの?という疑問


どうして大人はあんなに京都旅行に行くのか?とか、名所を巡りたいって思うのか?と、疑問に思った事があるかも知れませんが(というか私は昔そう思っていたのですが)、これも背景知識によるところがかなり大きいです。


京都の町並みも、日本にある名所なども、ある日突然ポッとは完成していないわけです。


そこに住む人の気持ちとか、その地域の特性とか、気候とか当時の人の思いとか、そういうものがあった上で、今の京都ができていたり、お寺ができていたり、と、今の形になるまでの成り立ちがあるわけです。


大人は今まで長い経験から、生活の端々でそれらの事に対する背景知識が徐々に増えてきているわけです。


どういう人が住んでいたとか、有名な武将とか、どういう思惑でこの街ができたのか、お城ができたのか、このお寺ができたのか、とかです。


こういう「背景にある知識」が長い生活の中で蓄積されていき、子供の頃に楽しめなかった京都旅行が楽しめるようになっていくわけです。


人によっては、単純にお城が好きという理由ももちろんありますけれども、最初は好きでなかったけれども、上記に挙げたような「それに対する知識」が増えてくると、好きの度合いが普通レベル以上になっていきます。


その状態で、実際に現場に行ったら、それはめちゃくちゃ楽しめる事も多いわけです。


生活していく中で自然と入ってきた知識でなくても、旅行に行く前に、行った先の歴史の事とか、人物とか、人の思惑とか、思いとか、綺麗な風景の場所にある有名な物語とか、そういう背景にある知識を事前に頭に仕入れておくと、更に旅行が楽しめるようになることが多いのです。


物事を楽しむためには、少なからず“それ”に対する知識を増やす努力が必要になってくることもあります。


また、実際こういう作業は結構楽しかったりします。


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“苦手”と思っている勉強も背景知識を増えす努力が有効なのは同じ


これは、勉強においても言える事です。


今勉強が苦手だと思っていたり、嫌いだったり、やってても全然楽しめないという場合にも、その科目や勉強内容の背景にある知識を増やすことで、その教科が楽しみやすくなります。


好きになるかは分かりませんが、知識が増えてくると普通レベルにはなりやすいからです。


ただ、受験勉強においては、時間が足りない事も多いですし、上記の様な物事の背景の勉強は、内容的には面白いのですが、点数を取るという事に関して言えば、「勉強していない時間」になってしまいます。 (関連記事:模試やテストで点数がとれない時の「勉強時間の切り分け!」


面白いと感じる事を勉強していく方が、健全だと思いますが、現実問題として大学受験というものがあるのですから、上記の様な学習は、受験の対策をした上での、学びたければ学ぶという位置付けの勉強です。(受験勉強の期間では。)


ですので、数学の歴史や物理の歴史などを調べる必要はないと思います。
(もちろん、余裕がある場合にはやったほうが、楽しめると思いますけれども。どういう経緯があってこの公式ができたとか、どういう性格の人がこの公式を導いたのか、等。)


ただ勉強して、ある程度その教科の「背景知識」を増やす


「それじゃあ、背景知識が増やせないじゃん」と思われるかも知れませんが、ただ単に勉強するだけでも、その教科についてもっとよく知るという事になりますので、「別に勉強しても良いかなぁ」っていうレベルになってきます。


全く知らなかった時よりも、勉強して親しみ度が上がった状態ならば、その教科は普通レベルにはなっていきます。


更に、受験勉強で言うならば勉強した事によって成績が上がってくると、それ自体が、次の勉強に対するモチベーションになっていきます。


ですので、最初はかなり面倒に感じるかも知れませんが、ただ勉強して、ある程度その教科の「背景知識」を増やす作業をしなくてはなりません。


嫌いな野菜でも収穫体験をしてみるというのと同じで、その教科に対する知識を増やす努力が少なからず必要になってきます。


知識が増えてくれば、今は楽しくないと思っている教科でも、好きになってきたり、好きにならずとも、普通レベルには上がっていくからです。


普通レベルになっていけば、普通に勉強ができるので、だんだんとですが、普通に成績が上がってきます。


ですので、今勉強が楽しめないと思っている方は、逆説的になりますが、楽しむために(普通にするために)勉強しないといけないのです。


「勉強の内容が楽しいから」が理由じゃない事も多い


また、楽しんで勉強している様に見える人も、勉強の内容が楽しくて勉強に打ち込むことができるというだけではなく、勉強で成績が上がった事で得られる経験が欲しくて頑張れるっていう事があります。


内容にあまり興味はなくても、付随する経験や体験のために楽しめる事があるのです。


勉強はジグソーパズルの様なモノと言う記事で、「勉強は、ある程度やって跳ね上がり、ある程度やって跳ね上がるという風に伸びていく」と書きましたが、勉強は結果(跳ね上がり)が感じられるまでに時間差があるので、一番初めの跳ね上がりを感じるまでが一番辛いです。


これは、今やっている事の「確実性が感じられないから」だったりします。


今やっている勉強でホントに成績あがるのかなぁ?とかの不安があるからです。


でも、一度成績が上がるという事を経験してしまえば、ある程度勉強のやり方とかが分かってきて次の“跳ね上がり”を得るというのは、結構簡単です。


なぜかというと、過去にうまくいった経験があるので、時間差があったとしても(成績が伸びている気がしなかったとしても)、手を止めずに続けることができるからです。


既にある成功体験によって、次が、簡単になるのです。


ですから、一番最初の“跳ね上がり”を感じるというのが重要です。


それを感じてしまえば、その次の跳ね上がりまで続けるというのはそこまで難しくない事だからです。
(確実性を感じながら勉強できるので。)


ここで問題になるのが、一つ目の跳ね上がりを得るまで続けられるかどうかという事なんですが、このサイトでも、継続に関する記事を色々と書いていますので、参考にしてみて下さい。


「苦手を普通にする」のまとめ


  • 苦手だと思っている勉強も、背景知識を増やすと「普通」になっていくから、ただある程度勉強して、“それ”についての知識を増やす作業をする。

  • 一つ目の“跳ね上がり”を感じる事ができれば、その次までが簡単になるから、とりあえず一つ目まで何とか継続する。
という事になります。


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