家で勉強してもすぐ違うことやっちゃう!という時に。
受験にむけて、いざ自宅で勉強を始めても、ついついテレビを見てしまったり、マンガを読んでしまったりする事があると思います。
一般的にはテレビを見ることは楽しいことですし、マンガを読むのも気分を良くしてくれる物です。
逆に言えば、楽しくなく、気分を下げるものならば、テレビだろうが漫画だろうがやらないわけです。
(他の「楽しい」に行ってしまうかもしれませんが。)
というわけで、勉強したいのに、もしくは勉強しなくてはいけないのに、”テレビ見ちゃって勉強できない”、”マンガ読んじゃって勉強できない”場合には、テレビや漫画などの「楽しい。面白い。」というものを、”嫌なモノ・気分を下げるもの”に関連付けるのが有効です。
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どうしても家で勉強できないって時はふせん紙を使う
テレビ見ちゃったり、漫画読んじゃったりで、どうしても家で勉強できないって時は、その「楽しい」って物に「嫌なもの」に関連付けておくのが有効です。
どうやって関連づけるかというと、ふせん紙を使います。
付箋紙はなんでもいいです。100均のでも何でも良いです。
以前、今日やるべきことは、前日の夜に書いておくのが、やるべき事をやるためには有効と書きました。
付箋紙を使うと、やり終えたものをまとめておくのは大変ですが、「テレビを見ちゃって、そもそも勉強自体ができない」場合には、まとめられるかどうかよりも「勉強をする」の方が重要です。勉強が目的の場合には。
テレビを嫌なものに関連付ける最初の一歩は、寝る前に明日やるべきことを付箋紙に書いておく事です。
(”やるべき事”は寝る前だけではなく、気付いた時に書いておくと抜け落ちている事が少なくなります。)
そして、その付箋紙を「ついついやっちゃう。」ものに貼っておきます。
テレビを見てしまうならば、テレビの枠にやるべきことを一つづつ書いた付箋紙をバーッと貼るのです。
こうしておくと、ついついテレビを見ちゃった場合、常に「やるべきこと。」が視界に入ってきます。
そうすると、テレビを見ていても「あぁ、あれやんなきゃな。」と、人により程度は異なりますが少なからず自己嫌悪に陥ります。
自分で決めた事をやっていないでテレビ見ているわけですから。
そうすると、だんだんと、”テレビ”=”自己嫌悪を発生させるモノ”に関連付けされてきます。
(フセン紙は書かれている事をやるまでずっと貼っておきます。一週間でも、一ヶ月でも。粘着が弱まったらもう一度書いたり、テープを使ったり。)
テレビを見ていても、常に頭の中を駆け巡るわけです。自分で決めた「やるべきこと」が。
フセン紙による無言のプレッシャーがすごいわけです。
こうなると、テレビを見ていても100%で楽しめなくなっていきます。
勉強できない事によるストレスが出て来る
通常は、「自己嫌悪」というのは嫌なモノですから、”できれば解決したい”わけです。
そして、ふせん紙に書いてあるものは、「あなたがやるかやらないかだけに依存している、具体的に(数字などを使い)書かれているやるべきこと。」なわけです。
(→目標をたてる際に気をつけたい事って?)
やるか、やらないかだけですから、やったならば、自己嫌悪とはおさらばできるわけです。
やったのにできない、という風には目標を立てませんから。そのようにはフセン紙に書きませんから。
「やったならば」、「常に」自己嫌悪とはおさらばできるわけです。
そして、やったならば、やった付箋紙ははがしていきます。
テレビから、ふせん紙がなくなるのはやるべきことを全てやった時だけです。
こうなると、付箋紙のないテレビを見るだけで物凄く気分が良くなってきます。
番組を見ていなくとも。電源は入っていなくとも。
そうすると、段々と、「ふせん紙の貼っていないTV」を目指す様になってきます。
なぜならば、その状態のテレビはあなたの気分を良くしてくれる物だからです。
ずっとふせん紙が残っていると、勉強できない事によるストレスが出て来るので、それを解消したいって気持ちが出て来ます。
なので、勉強への取り組み時間が変わってきます。
そして、フセン紙が全てなくなった段階では、テレビを見たって全然構いません。むしろ100パーで見て構わないわけです。
やるべきことをちゃんとやっているんですから。
誰に何と言われようと、胸を張っていられるんですから。
外したフセン紙の束を見せれば、「今日やったのはコレ。」と簡単に第3者に言えるわけです。
(言われるのが気になる場合には。)
胸を張っていられるような状態は「気分がいいもの」ですから、この状態を目指すようになっていくのです。
しかもそれは、やったならば常に到達できる状態なのです。
勉強できないのが漫画の場合は?
勉強できない理由が漫画の場合も同様です。
本棚に入れて保管している場合には、本棚に付箋紙を貼っておきます。(ちゃんと、漫画をとる時に付箋紙が目に入る場所に貼ります。)
これもテレビと同様で、マンガを本棚から取り出すときに、人により程度は異なりますが、「自己嫌悪」や「テンション下がる」が少なからず出てきます。
そして1冊目を読み終わって、2冊目をとりに行ったり、本棚に戻しに行ったりするとき、また「テンション下がる」わけです。
そうすると、「できれば、テンション下げたくない。」が出てきますので、”このイヤな気持ちを片付けちゃいたい。”も出てきやすくなります。
そしてここでもまた、「やるか、やらないか。」だけで決まるように目標を立てているので、「やったけど、できなかった。」は避けているわけです。
そして、実際に「やった。」場合にはやったフセン紙を取っていきます。
付箋紙が全てなくなった場合には、「テンション下がる」が「テンション下がらない」になっているので、この状態を気持ちよく思う様になります。
”気分良くさせてくれる状態”は、目指すに値するわけです。
やるべきことをやるのに付箋紙を貼っておくのは有効
また、本棚をみて「テンション下がる」状態から、本棚を見てフセン紙がない「テンション上がる」状態になると、「テンション下がる」から「テンション上がる」に変化しているので感情の振り幅が大きいです。
0が1になるよりも、-1が1になった方がインパクトがあります。
あなたの感情の動きが大きいのです。
最終的にはどちらも同じ「1」の状態でも、「1」の価値が異なって感じられるのです。
ふせん紙がないって事は、やるべきことをやってる自分の象徴、なので。
そうすると更にその状態を維持しようと、ムキになっていきます。
気持ち良さが全然違うので。フセン紙がはってある状態とない状態では。
これは、受験に合格するためにはプラスな事です。
思いを実現するためにはプラスな事です。
この方法はテレビやマンガだけではなく、目的達成を妨げる事になってしまっている「楽しい、面白い」ならば全てに使えます。
”やるべきことを付箋紙に書いて、[楽しい]に貼っておく”というのは、やるべきことをやるための、目的を達成するための選択肢の一つとして有効です。
家で勉強し始めても他の事やっちゃうって時は、他には、スタディサプリや進研ゼミ等のスマホで勉強できる物を使うってのも解決策になります。
家で勉強し始めたけど、やっぱダメだ→喫茶店行く、図書館行く、公園行く、電車乗る→スマホで講義動画見る、ってやれば良いので。
で、そこで勉強に時間使ってくと損したくないので、家でも勉強しやすくなります。勉強に使った時間を無駄にしたくない、とか、理解できる様になってくると勉強開始の難易度はどんどん下がってくので。
なので、家だと勉強できないってのが続いたらスタディサプリとか進研ゼミとかの家を出てもスマホ持ってれば勉強できるサービスを用意しとくと解決に向かうかと思います。
(→進研ゼミ高校講座ってスマホやタブレットで受講できるの?)
(→スタディサプリ高校・大学受験講座の効果を高める使い方)
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