集中できる勉強場所には、「目の前の事しかできない」という特徴があります。いい意味でやれる事が制限されているのです。
勉強に集中できる場所の代表例
勉強に集中できる場所に喫茶店や電車の中があります。
喫茶店や電車の中で勉強に集中できるのは、今やるべき事が限定されているからです。
例えば、勉強しようと喫茶店に行き、席について勉強を始めてから、五分程度で「なんか集中できないからゲームやりたいなぁ」と思ったとします。
そのときに、今やっている事を中断して実際に家に帰りますか?
「家帰ろっかな」と考えたとしても、実際に家に帰るのはマレです。
これは、外に出ていて「行動に起こすまでの敷居が高い状態だから」なのです。
勉強場所を家で作る時もこれを利用
喫茶店は他の事を考えたとしても、目の前の事以外をするのは「敷居が高い場所」なのです。
そもそもできない事ならば、頭によぎったとしてもそれをやろうという気持ち自体が出てこないし、それをやるまでに敷居が高いから、いい意味で簡単に諦めることができるのです。
簡単にできなければ、簡単には行動に起こせないのです。たとえ考えてしまった事がゲームなどであっても。
さらに言うと、喫茶店ではコーヒー代などを支払っているのですから、それをムダにしたくないって感情も起きますし、長々と場所をとっているのは気がひけるので、時間制限も感じられます。
ですので、そのままある程度は勉強しやすいという特徴もあります。
同様に、電車の場合には「やれる事」が限られていますし、降りる駅がせまっているので時間制限を感じられます。
電車の中で、ノートを持ちながら、資料を広げて、問題を解くなんてしませんよね。電車の中でやれる勉強は「限られている」わけです。
そもそもできない事ならば、いい意味で他の事は諦められるので、目の前の事に集中できるのです。やれる事が限定されている場所ならば、他の事に気が散らないのです。
家で勉強できないって時に勉強場所を家で作るは、これを当てはめます。
2.集中するには机の上を整理、片付けをして何もない状態にする
とりあえず、家で勉強に集中する方法1/5で「今」やるべき事を前日の夜に決めておく利点を書きました。
やる事をはっきりさせたら、次に机の上をまっさらな状態にします。
勉強に関係するものも置きません。
教科書やノート、ペンもどかします。
集中するには机の上を整理、片付けして、何もない状態にします。
机の上に何もない状態にするのです。
また、机の周りにも何も置かないようにします。
机の上にあったものを下に置いただけでは、すぐに取れてしまうのでダメです。イスに座った時に楽に手に取れる位置には何も置かないようにします。(※勉強に関係する物もです。)
机の上・周りに何もない状態は常に保ちます。
机の周りにあるという事はスグとれるという事です。スグに取れるというのは、行動への敷居が低いという事です。
目の前の出来事に集中できなければ、どんどん他の事に意識がもっていかれてしまいます。
ってことで、今やる事以外の行動の敷居を高くするために、机の上にも、机の周りにも何も置かないようにします。
キャスターがないイスや回転しないイスにするのも制限するためには有効です。なにか他の事を考えたとしても「動くの面倒」って思うので。
勉強していると、だんだんと机に物がたまっていきますが、絶対に何もない状態で勉強が始められるようにします。集中できる勉強場所というのは、やれる事が限られている場所なので。(照明とかはオッケーです。)
常にこの状態を保てるように日々努力します。
勉強が終わったら机の上を片付けて何もない状態にしておきます。
この後は「その瞬間に関係あるものだけ持っていく」です。
ステップ3:「今」の事だけ考えられるなら、自分の部屋でも勉強できる!3/5
試験日までの時間を考えて色々やろうと考えていても、結局ほとんどが手つかずになってしまう事があるのでやれる事を(勉強であっても)限定します。
また、家で勉強してても集中できない場合は、進研ゼミやスタディサプリ等、動画で勉強するってのもアリです。
自分一人じゃ家だと勉強できないって場合には。
動画はある程度「受動的に」勉強できるやり方なので、周りに色々ある家であっても集中して勉強しやすいやり方です。
また、ノウハウある所が作ってて理解しやすい流れになっているのでそれも手伝って。
「理解しやすい状態で進む」のならば「集中」するのは結構楽になります。
家であっても。
しかも、それが「人」が話してくれてて、抑揚がある状態で耳に入って来るので、動画での学習はある程度集中しやすいやり方です。
(→進研ゼミ高校講座ってスマホやタブレットで受講できるの?)
(→スタディサプリ高校・大学受験講座の効果を高める使い方)
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