3.やるべき事に関係するものだけをもって机に向かう。
実際に自分の部屋で勉強を始める時には、前日に決めた事の一つに関係するものだけを持ってイスに座ります。
(この記事は、「家で勉強に集中する方法の五ステップ」の3記事目です。)
1.はこちら→1.やるべき事を書き出しておく。
例えば、前日に「数学の確率の問題の解き方を3問だけ覚える」、「生物の教科書の10ページから27ページまでの太字部分だけを覚える」と2つ決めたとします。
そしたら、机に向かう時に持っていくのは、数学の問題集(解答も)とノートとペンだけです。この三つだけをもって机に座ります。
机の上・机周りに何もなく、上記の三つだけあるならば、「その勉強以外の事をするのは難しい状態」が作れます。
(→2.集中できる勉強場所の特徴!気が散らない様に制限する!)
そして、イスに座った後に考えるのは、やると決めた数学の問題の「一行目だけ読もう」って事です。
一行目だけ読むって考えて、実際に一行目を読み始めるのです。
そしたら勝手に勉強が続いていきます。
これがステップ4の「何も考えずにやり始めて、覚える!」です。
ステップ4:簡単!いつまでたっても勉強が始められないという事がなくなる!4/5
この際、やり始めても他の事(マンガなど)を考えてしまう事もあります。どうしても我慢ができない場合には、マンガとか読みに行ってもいいですが、机にもってきて読むのはダメです。
読むなら、机とは切り離された遠くの場所(ベッドとか)で読んで下さい。
「また、やっちゃった・・・」と思いながら。こう感じるのは問題ありません。このように感じていれば、感じないような行動を取ろうと考える様になるので。
マンガを読むときにも「今」やればいい事を明確にしておく
また、マンガを読む際には、前日に決めた事をフセン紙に書き出し、本棚や、次の巻の表紙にそのフセン紙を貼り付けておきます。
そうすれば、嫌でもやる事がはっきりしてきます。
(→大学受験に向けて家で勉強し始めてもテレビやマンガを見ちゃう!とき)
そこに書いた事ができるかは分かりませんが、「やる事自体は」ハッキリと頭に刷り込まれます。
今やるべき事は、「英語の勉強をすること」ではないし、「物理の勉強をすること」でもないのです。
もちろん「マンガを読む事」でもないし、「テレビを見る事」じゃないのです。
あなたが次にやるべき事は「数学の確率の問題を3問だけ覚える事」なのです。
もっと言うと、今やるべきなのは「問題の一行目を読み始める事」なのです。
また、自分の部屋でどうしても勉強できないって時には、ちゃんと自習室の環境が充実してる予備校や塾を使うっての解決策になります。
次ページ→塾・予備校選びのポイントは「自分の受験勉強のどの部分を手助けしてもらいたいか?」という事
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