5.三十分やったら机から離れる!
(この記事は「家で勉強に集中する方法の五ステップ」の5記事目です。)
(ステップ1はこちら→1.やるべき事を前日に書き出しておく!

前回までで、

  1. やるべき事を書き出しておき
  2. 机の上を何もない状態にし
  3. 問題集とノートとペンだけを持って机に向かい
  4. 一行だけ読もうと決めて勉強を始めました。

そして、一行だけ読もうと決めて勉強を始めたら、30分やったら一旦終了して机から離れる様にします。

これはどうしてかというと、「机に向かう」という行動の回数を増やしたいからです。

「机から離れて、再度机に向かい一行目を読み始める」という流れを、自然にできるようにするためです。

机に向かう事を何とも思わなくなる

机に向かう頻度が上がると、机に向かう事へのモチベーションが変わってきます。

やる気が上がるとか、やる気がしないとかではなくなり、机に向かう事を何とも思わなくなるのです。

勉強を始めるにあたって何も思わなくなる事が、勉強の習慣付けです。

問題集とノートとペンを持ってしまえば、「嫌だな」とか「きついな」って感じる前に、「なんでかしらないけど」机に向かうようにできます。

これは、慣れでもありますし、そのように流れを作っているからでもあります。

というか勉強のやる気がない時にも、勉強を始められるように、「行動の一歩目を踏み出せば、そのままある程度まで進んでいく」というのを利用しています。

ここでいう行動の一歩目とは、「とりあえず、やるべき事に関係するものだけ持つ」という行動です。

この行動を起こすと、次の行動の「机に向かう」を勝手にしてしまう様になります。繰り返していくと、一連の流れになるからです。

「やる事に関係するものだけ持つ」というのは、「机に向かう」という行動までやって、初めて完結する様になっているのです。

テレビのリモコンもったらボタン押しちゃう様に、行動が次の行動を引き起こしていくのです。
(→テスト勉強に飽きたりやる気が無くて机に向かえない時には?

問題集、ペン、ノートを持ったら無意識的に机に向かっちゃいます。

無意識ですから、勉強のやる気が起きる起きないとかの問題ではないのです。

「問題集とペンとノート持つだけ」なら、勉強のやる気が起きないないときにも簡単ではないですか?

問題集とペンとノートだけすら持ち始められない時

もし、それすらキツく感じる場合には更に行動を分解します。

「どうしたら、簡単に問題集とペンとノートだけもてるのか?」を考えます。

例えば、「数学の問題集とペンとノートだけが入ったカバンを用意しておく」等です。

英語なら英語、物理なら物理など、それぞれカバンを用意し、そのカバンを持つだけで「簡単に問題集とペンとノートが取り出せる」様にしておくのです。

そして問題集とペンとノートを持ってしまったら、「なんか知らないけど」机に向かっちゃうし、イスに座ったら、「なんか知らないけど一行目読んじゃう」のです。

そこまでやるのが一連の流れになる様にしているからです。

そして一行目読んだら、問題文を読み始めてしまうし、その後の解答を読むという行為にもつながっていきます。

そして解答を読んだあとは・・・と、行動がどんどん続いていきます。

それが、どこまで続くかは人によりますが「ある程度は」続いてしまうのです。何も考えずとも。

キツいとも思わないし、面倒とも思わないし、簡単とも思いません。

そして、流れの途中で「ここまできたから、キリのいい所までやろっ」と、勉強をやめるという選択肢が消える時が出てきます。

ですから最初の一歩目の行動、「導入部分をやれるかどうか」が、勉強の習慣を付けるためには重要なポイントです。

そのために、机に向かう→離れる→再度机に向かう、と繰り返して、行動の導入部分の回数を上げるようにします。

無意識的に勉強につながる様に、早めに一連の流れにしたいからです。

実際には前日に「やるべき事」を決める事から始まりますが、行動からすると導入部分は「参考書など関係する物だけもつ」→「机に向かう」です。

やるべき事を決めておく利点は他にもあり、「せっかく、やる事決めたんだから、やらなきゃもったいない」と感じ、実際に勉強を始める時のモチベーションにも役立ちます。

どうして30分なのか?

なぜ30分なのかというと「行動の一歩目」の頻度を上げるためでもありますし、30分などの様に一回一回の勉強時間が短ければ、ストレスが少ないので勉強のやる気も保ちやすいし、集中しやすくなるからです。

また、自分自身に勉強時間が限られているという事を分からせるという目的もあります。

先ほど、勉強を始めてしまえば、「キリがいい所までやってしまいたい」という気持ちが芽生えてくると書きましたが、キリがいい所までできていなくても、勉強の習慣が付くまでは30分で机から絶対に離れます。

そこで頑張っても、それは続かないからです。

その日だけ頑張れても、その頑張りを継続できなくては、大学合格という観点からするとあまり意味のない事になってしまいます。

調子が良いと感じるときにも勉強の習慣がつくまでは必ず30分で机から離れるようにします。

こうしていると、「キリがいいところまでやりたかったのに、机から離れなければならない・・・」、「調子が良かったのに、勉強を中断しなくてはならない・・・」と、その行為に対して不満を感じるようになります。

このように感じると、その30分の価値が段々と上がってきて「貴重な時間」という位置づけになってきます。

今までは、価値を感じていなかった時間だったのにその様に感じる様になってきます。

そうなれば、「次の30分」の密度がどんどん濃くなっていきます。

次の30分でやりたい事を、頭の中ではっきりとイメージするようになるのです。

はっきりとイメージできるという事は、やるべき事が分かっているという事なので、物事に集中できるという事です。

その30分は集中して勉強するようになるのです。

やるべき事が分かっていたら、30分なんてホントすぐに終わってしまいます。

というか、大概終わらすことはできません。

それで良いです。

そうすれば「次の30分」が欲しくなってくるのです。

好きと感じていない事ですら、「途中でやめる」というのは気持ちが悪いものなのです。

モヤモヤはさっさと片付けてしまいたいので、「勉強してもいい30分」を欲しがる様になります。

こうなれば、家でも勉強に集中できるようになってきます。

その他の役立つこと

いじり始めないと自分自身に約束できるのならば、スマホのタイマ-は集中しやすいので机に置いて、「確実に時間が減っている」というのが感じられる様にしておくのも効果的です。
受験勉強で集中力が続かない時の解決法が知りたい!

他に家で勉強に集中できないは、鏡などの「眼」を使って勉強に集中するという方法もあります。
自宅で勉強してても集中できない時には鏡を使う?

「家で」勉強に集中したい時の注意点

無理して「家で」勉強する事にこだわらなくても良いとは思います。

勉強しやすい場所(予備校や図書館、喫茶店など)で勉強をしていけば、自然と勉強に対して耐性がついていきます。

勉強しやすい場所で普通に勉強できるようになったならば、自然と家で勉強する事も可能になってきます。
勉強に集中できる部屋の作り方が知りたい!という時に。

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