自分が目標としているものを達成したいのに努力できないとか、必要性があってやらなくてはならない事があるのにできないという時には原因を潰していかなくてはなりません。

やるべきことができないのはもちろん原因があるからです。

そして、やるべきことができない原因で多いのは、どうやってそこに到達するのか?という所まで考えていないという事があります。

きつい時にも面倒な時にもやるべきことをやるためには、淡々と実行できる流れを自分で作っておく必要があるのです。

どうやってやるべき事をやるのか?って事が分かっていないと、やらなくてはいけないのが分かっているのにその他の事に逃げてしまったりします。

マンガやネトゲはもちろん、『一見すると良さげな努力』に逃げてしまうのです。

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やるべきことをやるには具体的につめておく必要

やるべきことをやるには具体的につめておく必要があります。

例えば、やるべき事が『勉強』だとすると、勉強しなくてはいけないのに勉強できないという時には、『きついけど毎日頑張って勉強する!』と決めて勉強をやり始める事があると思います。

もちろん頑張って勉強するのですが、そのように決めるだけでは足りない事も多いです。

頑張って勉強する!と決めて実際に勉強をやり始めると、最初はきつくても多少はできるのですが、ちょっとしたら勉強をやめてしまったりもします。

『勉強しなくてはいけないのに勉強できない』というのを解消する=やるべきことをやるためには、以下の様な事を自分自身で具体的に分かっていなければなりません。

  • どの様なやり方で日々勉強するのか?
  • きつい時にはどうやって勉強をやり始めるのか?
  • 面倒になった時にどうやって勉強を継続していくのか?
  • どうやって日々の生活に勉強を組み込むのか?

これらを考える時には、どうして~できないのか?、どうやったら~できるのか?や書き出して原因を探ったりすると自分自身の対処方法が出てくると思います。

一例ですが、私の場合、やり始められない時には、何も考えないと心の中で言って対処していたり、あのキャラだったらどうするかな?って考えたりしています。

物事の継続に関しては目的を複数くっつける事だったり、勉強する流れを単純作業化しておいたり、性格的にやっちゃう状況に当てはめたりしています。
受験勉強を継続していく方法、やる気を出す方法のまとめ記事。

わかってるのにできないのは具体的なやり方を考えていないため

もし、やるべきことができないと悩んでいる場合には、上記の様な『どうやって勉強を頑張るのか?』=『淡々と実行できる流れ』を考えなくてはなりません。

具体的なやり方を考えておく必要があります。めちゃくちゃ具体的にです。

そうでなくては、勉強頑張ろうと思ってもどうやって頑張ればいいのか分からず、結局やり方が分かっている事に逃げてしまいます。

やんなきゃいけないのはわかってるのにできないってなります。

何でかっていうと、やり始めるにあたってどうやってやんだろ?何から始めれば良いんだろ?って疑問が出てきちゃうからです。

こうなると、部屋の掃除とか、家事の手伝いとか、普段は読まない本を読む事とかを頑張ってしまうのです。

この時の心情としては、勉強はかなりきついからやれないけれども、いつもはやらない部屋の掃除とか、家事の手伝いとか、読まない本を読む作業とか、そういうのならばやり方はわかっているので、そして少なからずやるべき事と思っているから、そちらのやり方が分かっている方を頑張ってしまうのです。

これらをやるというのは、『頑張っていないわけじゃない』からです。

下手したらやることがあるのに寝てしまうってのが続いちゃう事もあると思います。具体的なやり方が分からない=希望が感じられない、から。

なので、やんなきゃいけないのはわかってるのにできないってのを避けるために、具体的にやり方をつめておく必要があります。

対処法が分かっていればやるべきことをやりたくないって気持ちになりづらくなる

もちろん、掃除とか、家事の手伝いとか本を読むとか、これらをやること自体は構わないのですが、目的があり勉強を頑張ると決めたのですから、目的を達成するには勉強を頑張らなくてはなりません。

勉強をやると決めたのですから、面倒に感じても勉強をやらなくてはならないのです。

家事を頑張ったとしても、普段は読まない本を読む事を頑張ったとしても、勉強をやった事にはならないのです。

家事を頑張ったら、やるべき事ができない時(勉強やれない時)に感じた嫌な感情を薄めることはできますが、勉強をやると決めた当初の目的(成績を上げる、等)を達成する事はできないのです。

ですので、自分自身の対処方法(勉強のやり方、勉強の継続の仕方など)をしっかりと詰めておく必要があります。

しっかりと、『勉強を』頑張れる様に。

対処法が分かっていれば、やるべきことをやりたくないって気持ちになりづらくなります。

本の読み方が分かっていたり、家事の手伝いの仕方が分かっている様に、勉強のやり方(継続方法、やり始める方法、など)が自分の中でできていれば他の事に逃げるっていうのは少なくなってきます。

やるべきことができない時のまとめ

やるべきことができない時のポイントは以下の様になります。

  • やるべきことをやるために具体的な方法まで考えておく(実践しながら記録して改善していく)
  • 原因と結果をズラしたらいくら頑張っても欲しい結果は得られない
  • やり方が分かっていれば、その他の事に逃げる回数が減る

やるべきことができない時には、どうやってそこに到達するのか?を考えて淡々とできる流れを自分自身で作っておく事が重要です。

また、やるべきことができない時は一つ一つの分量を意識して小さくするのも役立ちます。

分量多いって感じる、のと、分量少ないって感じる、のとでは、めちゃくちゃシンプルな事ですが、取り組みやすさが全然違うので。
(少ないって感じれればやり始めやすい)

なので、やるべき事ができないってなったら、そのやるべき事を小さくしてみて下さい。

勉強で言ったら、隙間時間のこの5分だけは勉強してみる、とかにまで小さくするって感じにすればオッケーです。

で、1日にそれが3、4回あればもうそれだけで、15分、20分勉強に時間投下できてます。

で、それを何日か繰り返していれば無駄にしたくないので、その他の勉強方法もやりたくなってきたり、もっと勉強時間を捻出したくなったりってしてきます。

隙間時間で勉強するなら高校生ならシンプルにスタディサプリとか進研ゼミとかを用意しとくのが便利です。
(→スタディサプリ高校・大学受験講座の効果を高める使い方
(→進研ゼミ高校講座ってスマホやタブレットで受講できるの?

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